零細企業への就職

零細が危ないと言うのはやっぱり偏見かなあ……でも不安は 不安ですよね。 しかし、カネボウや山一証券は業界トップクラスの会社なのに 倒産してしまいました。今ではシャープやパナソニック、ソニーすら 危ないとささやかれています。 かつては繊維や石炭、造船の会社が危なくなりました。 結局、その会社が何をやっているかということですよね。 零細なのに設備をたくさん持っていてコスト高な企業は危ないです。 ある日突然、資金繰りに行き詰って簡単に潰れます。 一方、設備を最小限にとどめていて、多少売り上げが減っても 耐えられる会社なら長続きしています。 １０年というのはまったく目安になりませんから、まずは会社の 資産や従業員数、営業効率、業態が将来も需要があるものかどうか 十分に点検されたらいいと思います。 中には零細なのにずっとヒットを連発して、世間の注目を集める 会社がたくさんありますよ。 ひとつの例として、最近本になったこの会社は、売上高が、 ８億から３０億までの間で何度変動しても、従業員を解雇どころか、 給与を減らしさえしなかったそうです。 ↓ 「３５年間で３８回のミリオンセラーを達成した男」（講談社） こんな社長が経営する会社なら安心だし、経営のノーハウを 学ぶこともできるでしょう。