長崎の三菱重工の造船所にあるようなドデカイクレーン？を使えるような仕事をしたいのですが、必要な免許はありますか？また、そのような求人はあまりないでしょうか？

まずは「クレーン運転士」の免許を取得することですね。大きさに制限はありません。能力10ｔであろうが500ｔであろうが、です。どうやったら取得できるか？は「クレーン運転士・免許」などの語句で検索したらたくさん出てくるでしょう。 もちろん、順番が逆でも構いません。造船所内に出入りしている企業へ就職できなければ、免許を持っていても運転は出来ません。そういう企業へ就職できれば・クレーン運転関連の業種へ配属されれば、運転士免許を会社の費用で取得させてもらえることもあるでしょうね。また「クレーン運転士」としての求人があることもあります。 ま、三菱に限らず他の造船所・鉄工所なども概ね同じですが、親会社（この場合は三菱重工本体）の社員がクレーン運転などしません。出入りしている協力会社・下請け会社が運転業務その他を請け負う訳です。（もちろん、ある程度以上の規模に限られますけどね。） ちなみに私も三菱ほど大きな会社ではないですが造船関連の企業に勤めていて、運転士免許を取得させてもらいました。私は管理的立場なので毎日運転する訳ではないです。何かで人手が足りない時・他に誰もいない時の緊急時・応援時にたまに動かすくらいですがね。 あと、無くても（法的には）運転は出来ますが「玉掛け」の資格もあるほうが良い。「玉掛け（たまかけ）」とは、吊り荷に対して必要な吊り具を選定し、重心位置を見極めたうえでクレーンに対して指示を出せる資格です。クレーン運転・部材運搬関連の職種に配属されると、まずはこの「玉掛けの手伝い」から始めることが多いですよ。クレーンを使っての運搬作業は、この玉掛けとクレーン運転士との連携プレー・チームワークが大事で、玉掛けできなきゃクレーンもできない、です。資格的には・法的には別なんですがね。（私は玉掛けも持っています。） あと絶対に起こしてはいけないのが「事故」です。運転士としてのウデもさることながら、「まずは事故を起こさないこと」が最優先。その上で「なるべく早く・目的地へスッと降ろす」と「ウデがいい」と言ってもらえるわけです。 健闘をお祈りしておきます。