ため理系の知識があまりないのですが、できれば総合職(化学・生物・薬学)の医政局看護課、または健康局健康課に入りたいです。 (化学・生物・薬学)の試験を確認したのですか、物理化学生物の問題が出ていて、大学で勉強していない分難しいと感じました。 看護課であろうと理系の問題を受けるということなんでしょうか? 看護学科ということで、周りに病院就職しかいないため、1人で情報を集めるのが、大変で困っています。どうか厚生労働省や国家公務員のシステム、就職までの流れも教えていただけると助かります。 また、看護学科でも就職しやすい厚生労働省の就職先などあれば教えてください。
>看護課であろうと理系の問題を受けるということなんでしょうか? そのとおりです。看護課や健康課志望でも。 しかし、少しニュアンスが異なりますので、次で説明します。 >周りに病院就職しかいないため、1人で情報を集めるのが、大変で困っています。どうか厚生労働省や国家公務員のシステム、就職までの流れも教えていただけると助かります。 ちなみに、一般職ではなく総合職ですか? 一般職の方が、一つの部署に長く配置され、異動も少なく、特に全国移動の頻度が少ない傾向にあります。 総合職は、その名のとおり総合職ですから、医政局看護課での採用とかではなく、固定した部署ではなく2~3年で部署異動します。その中で、たまたま医政局配属になる瞬間があり、また数年で異動、となります。 もし偶然最初に医政局看護課からスタートしても、数年で必ず違う部署に。 つまり健康局健康課採用とかではなく、省に採用され、その中の部署を、自己希望と組織要求の中でぐるぐる回るのです。 そして、たまたま数年後に看護課に戻って来る機会があったとして、その時は係長とか室長など上のポストで、となります。 それも数年で、また異動。 総合職ですから、一つの部署にとどまるのではなく総合的見地を養い上の立場からマネジメントする役回りを期待されます。 総合職の中で、事務系採用はキャリア官僚といわれ、東大京大レベルの受験生がしのぎを削ります。理工系や薬系、人文科学系の技術系採用区分は、準キャリア的な人事となりますから、少し難易度は下がりますが、難しい事には違いありません。 一般職は、係員からスタートし、総合職が政策決定レベルを担うのに対し、政策実施レベルを担います。しかし徐々に立場があがり、20年目ごろには課長補佐級になる可能性があり、最後は室長や課長クラスとして政策決定にかかわります。 そして、厚労省の行政官には、こうした事務官とともに、専門知識をもった行政官である、各種技官があります。 技官は、臨床や、技術員として働く人を指す場合もあり、広い概念です。しかし厚労省においては、行政官の中で、専門知識を持った職員として扱われます。 その一つが医系技官で、人事は総合職相当。採用されたら、各省庁のキャリア新人官僚研修に参加したりします。 厚労省のキャリア官僚は、二本立てで、総合職のうち、東大卒レベルの事務系と、技官のうち、医学部医学科卒の医系技官が、キャリア組として遇されます。 どちらもすぐに課長補佐級となり、数年で異動しながら、若くして出向で地方自治体の衛生部長を務めたり、国際保健機関で働いたり、副知事、他省庁勤務など経て、本省部長や局長、審議官、技術総括審議官、医務技監、事務次官となっていきます。 部長や局長は大学でいえば教授 審議官等は、大学理事会役員(教授より上) 医務技監と事務次官が、付属病院長と学長 みたいな感じです。 その他に、歯科、看護などの技官があります。医科とちがい、総合職相当ではないですが、本省室長や課長など、準政策決定レベルに就く可能性があり、総合職薬系と同じく、準キャリア的な立ち位置になります。 そして基本的には自分の得意分野の部署を中心に異動します。 その際、なぜ準キャリア待遇かというと、看護師や歯科医師としての知識経験を買ってもらっているからです。逆に、知識と、それなりの経験は必用です。それが政策に生かされる事を期待されているからです。 ですから、理系の勉強をがんばって、薬系など技術系の総合職試験を突破して総合職を目指す道が一つ。総合職事務系とちがい、局長などトップ層までいかない分、受験者の東大京大比率は下がるでしょうし、総合職の中ではまだ入りやすいと思います。 次に、一般職を目指す道。総合職より難易度が低いとはいってもハイレベルの中での話です。一般大でいうMARCHや関関同立以上レベルでの激戦が待っています。 最後に、看護系技官。これも医系と違い局長などトップ層までいかない分、難易度は下がる上に、看護師免許と経験年数が必用だから、とても試験資格自体が限られますから、狙い目だと思います。早稲田や一橋、東工大などが受けに来ません。 ただし、全く臨床がしたくないなら、難しいですね。しかし、行政官でありながら、臨床知識を持っている、文武両道的な国家行政官僚は、ある意味素敵でかっこいいですよ。 省内の会議で、さっきまで他の行政官と討論していたかと思えば、他の一般行政官が全く歯が立たない、病院の医療従事者との討論会などでも、臨床系専門用語を交えて対等に話ができる。 なかなか魅力的だと思います。他の、現場をしらない行政官がトンチンカンなアイデアを出しても、実臨床経験をもとに案を修正できますし。そうした事ができるのは、厚生労働技官しか難しいと思いますし、独擅場だと思います。
何も知識のない学生に長文でわかりやすく本当にありがとうございます。自分の抱えている疑問点ややるべき事を実感できました。 看護系技官もとても看護を活かせる素敵な仕事だと思いました。ありがとうございました!
普通は看護系技官の枠で入りますね。空きがあればですが。 修士号が必要で学部卒後7年ぐらいの要件だったと思いますが。 https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/kango-top.htm 役人は異動がつきものですが、この枠で入れば、看護関連の部署を動くことになります。 一般職だと、看護の知識などが生かせない様々な部署に回されますので、対応力や大量の文書を読み込むような能力が必要です。入るのもなかなか大変です。 化学・生物・薬学は、基本的に薬剤師などのポストだったと記憶しています。正確にはわかりません。
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