ANA、JAL 客室乗務員 についての質問です。

nanaさん、こんばんは。 私は、航空会社絶頂期に入社して、大手国内航空の国際線→ヨーロッパ系外資航空会社と働いていました。 参考になるかわかりませんが、回答させてください。 まず、学部ですよね。 比較的に外国語系の学部出身者が多いと言えます。 しかし、決して有利であるということではありません。 農学部、理工学部、看護学部、薬学部（4年制時代でしたから）などの理系、国文科や政経、商学など多岐に渡ります。 どこに就職しようとも、語学は出来る方が良いです。 国内航空会社のTOEICスコアは600以上になっていますが、600点台では低いです。 航空会社に限らず、大手企業を受けるにはせめて700点後半以上は欲しいかな・・・？ 実際に、語学が堪能な人ばかりではないですよ、国内航空会社は。 びっくりするほど出来ない人も結構います。重要なのは「適性」なのでしょう。 資格はないよりもあった方が良いです。 大学へ進学したら、CAになる事に捉われずに、どんどん資格を取りましょう。 CAは潰しが効かない職業ですから、辞めた時に資格が役立つこともあります。 私も大学生の時には、2種類の国家資格、第一外国語と第二外国語の準1級を取得しました。 制服については、JALもANAも「貸与」と言う形だと思います。 入社時に新しい制服を頂けますが、退職する時は返さなくてはいけません。（バッグやマニュアル類、バッジも返します） JALは破綻してから、変わったのかもしれませんね。 スカーフは全色もらえます。好きな色を巻くことができます。 JALの場合、ひと昔前はスカーフやエプロンの色でチーフ・パーサーがわかるようになっていましたが、 今はSU(昔のチーフパーサー）の制服の色だけが違います。 倍率はあまり公表されてはいませんが、私の時代は新卒で20倍くらいだと聞いたことがあります。 今は、もしかしたらずっと倍率は高いかもしれませんが、年齢制限をはじめ諸条件が非常に緩くなったことが 理由だと思います。以前よりも確実に人気は落ちています。 私の時代は、とても待遇が良かった時代でした。 同じ大学で、CA採用試験を受験する人は外資を含め50人前後おり、JAL･ANA内定者は30人くらいおりました。 数年前に、会社OG説明会に招かれましたが、片手で数えられるくらいしか受験者がいないと聞きました。 契約制が導入され、賃金や福利厚生などもかなりひどくなりましたから、その頃からかなり人気が落ちたそうです。 nanaさんはまだ中学生ですから、もっと高い志を持ったほうがよいのではないでしょうか？ と、ついついおせっかいな事を書いてしまうオバサンでした。ごめんなさい。