将来投資をやりたいと思っている就活生です。 投資に活かせるようなスキルが学べる職業に就きたいと思っていますが、具体的にどういう業界がそれにあてはまるでしょうか？

質問者さんにとって一番大事なポイントは、 ・投資の勉強が余裕をもってできる環境を手に入れること ・そのスタートアップ資金がなるべく短期間で効率よく稼ぐことができる職業 ・できれば投資と自分がやりたいお仕事に関連性があること ・やってみよう、と思ったときにすぐとりかかっても障害がないこと ではないでしょうか。 そういった観点から考えて、、とやってみましたが、いっぱいあります（笑 投資を扱うということでは、直接金融の証券会社や銀行の投資部門などがまず考えられますが、就業中に自分が投資をやろうとすると、法律の制約などがあってやりにくい問題もあります。 もう少し俯瞰して、お金を商品として扱うことになると、銀行や税理士、会計士などですね。投資を直接やるわけではないですが、決算書やキャッシュフローのしくみなど、投資をする際に重要な知識を、実践を通じて学ぶことができるので、かなりためになります。さらに引いて考えると、簿記（経理）に関する業務を行う職種はすべて投資に通じることができます。会社の経理部志望なども対象となります。 自分が投資の対象になるというのなら、社長をしながら会社を興し、事業を行うということもスキル形成には役立ちます。会社でなくとも、個人事業主として自分の足で独立経営する人はすべて、確定申告のために自分の事業の決算を自分でしなければならないので、これらも当然、投資に関する知識に転用可能です。 株式会社として株券を発行する、経営計画を立てて実行する、決算書をつくる、税金対策をする、という行動はすべて投資に関する知識にもなります。 投資のスキルを学ぶという点では、上記にあげたような仕事に就けなかったとしても、投資家として株や債券を自分のお金で購入して学んでいくということも可能です。つまりは身銭を切って投資を学ぶ、ということですね。 投資に参加する（知識を学ぶ）のは、直接的にか、間接的にかという分け方で考えてもいいかもしれません。 証券会社や銀行、経理は、誰かや組織のお金をやりくりするため、自分が損失を被ることはまずありません。ものごとを客観的に見れることもポイントです。ただし、サイズが大きすぎて自分の投資に知識をリメイクしないといけないかもしれません。 直接自分が株や債券を買う場合には、その成果がダイレクトに自分の資金に影響を及ぼします。うまくいけばいいですが、ダメな時の心理状態はとても耐えうるものではなく、投資の勉強としては「もう株やいやだ」というような心理的ダメージすら与えられてしまいます。会社の場合も同じで、事業がうまくいけば運営そのものが投資になりますが、事業が傾くとすべて持っていかれてしまいます。 参考になれば。