難関大文系の平均就職先はどれくらいですか？

質問に答えも付いているような状態ですが・・・ 東大では官庁が結構多いです。一つ一つの役所は募集人数が少ないので上位には来ないですが、官庁全体で見れば結構な人数になります。商社等の給与の高い民間企業を狙う人も居ますがミンカンと言われて少し下に見られてしまいます。多くないですがメーカーに行く人もいます。相対的に楽だからとか思い入れがある人が行きます。メガバンクは狙っていく人も居なくは無いのですが、基本最後の滑り止めといったところです。メガバンクは大量採用しますからまず落ちません。優秀な人が行く一方で流されて適当にやった人が最後たどり着くところで印象は良くないです。 京大は東大に比べて地元志向が強い人の集まりですから官庁もいるのですが、京都府をはじめとした地方上級公務員になる人が結構います。東大（や早慶）と比べればあまり高い給与の会社にがつがつ行く感じはしないです。関西のインフラ系の会社とかにも良く行きます。 一橋は確かに都庁が多いですが、メーカー志向が結構強い大学だと思います。メガバンクにも大量に入れています。 早慶はメガバンクソルジャーとひとくくりにするのは気の毒ですが、メガバンクに大量の人材を供給しています。（役員も多少出しているし部長レベルも少なくないです半分ぐらいはソルジャーですがそれは東大とて例外ではないです）国一も居ますが人数で言えば国二（いまだと一般職）が多いです。地方上級も行きますが、中央志向が強く、国二はかなり行く印象です。 地方の帝大はJR各社だとか、各電力会社などのインフラ系などが多いです。メガバンクも狙えるレベルですがあえて地銀を選ぶ人も多いのはその通りです。市役所も居ますが、（はっきりとは分からないですが）県庁の方が多いと思います。地元志向が強いのが特徴です。 マーチになるとメガバンクは減ってきますがまだ就職先1箇所当たりの人数では上位に来ます。公務員狙う場合、結構厳しいので上位を除けば基本、大卒警察官になります。中央志向が強いので市役所とかは比較的少なくなります。 企業に関しても上位企業は難しくなります。中堅どころがボリュームゾーンになります。 駅弁は地元企業が多いです。あと公務員なら市役所や県庁で、警察官も多いです。本当に地銀が多いのはこのレベルです。 補足について 上智は早慶とマーチの間です。中央法とICUは間と言うよりはマーチ＋と言うレベルです。筑波と横国と千葉もマーチと同じかマーチ＋ぐらいです。文理でだいぶ変わり、理系なら早慶との中間ぐらいまでは上がります。（理系は私立と国立の授業料差が大きいので国立が強いのだと思います）首都大はマーチとさほど変わりません。 東京外語大はかなり特殊なので平均的な就職先というのは難しいですが、語学を生かした一般職と総合職の中間みたいな職場とかへ就職する人も居ます。それ以外では（英語と英語以外でぜんぜん違うのですが）早慶とマーチの間のどこかと言うのは合っていると思います。 この辺の大学は金融ではメガバンクは苦戦しつつも結構入れるレベルで、公務員では国二か地方上級、大卒警察官なら余裕で人数も多いでしょう。 華々しくは無いが、手堅い所に就職は十分可能なレベルです。