電気会社の現場代理人、監理技術者（主任技術者）を兼務して国土交通省や市の発注の元請けで現場の管理をしております。いつも、会社から自分の現場なのだからと、作業もやらされて毎回困ってます......現場管理と現

電気工事建設業経営者です。 建設業法では、公共工事請負業者の現場代理人、監理技術者、主任技術者等が自ら作業を行う事を禁ずる条文はありません。 私も社員時代は下請けさんがやり残した部分や手直し箇所を自ら施工して、書類仕事が深夜になってしまう事がままあって、うんざりしていました。 程度の問題ですね。 代人、監理者、主任者の本来の職務をきちんと行なった上で余った時間に作業着手するのなら全く問題無いと思いますが、作業優先で時間を取られて管理業務や施工指導等の本来の職務が疎かになったり、時間外勤務が過剰になるようでは、業法第三十六条の三で規程されている「技術上の指導監督の職務を誠実に行わなければならない」に違反している状態と言えるのでマズイと思います。 まあ、搬入とか幹線通線等の特に多人工を要する作業では作業に参加するのも致し方ありませんが、定常的な作業にはなるべく手出ししなくても済むような体制になるように努力（根回し）した方がよろしいかと思います。