映画・映像・番組製作・舞台系

映像編集者

映像編集者とはどんな職業か、なり方や仕事内容、年収、悩み、求人に関する情報をご紹介。

映像編集者

映像編集者になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。一般的には、専門学校の放送、映像、音響などの学科を卒業し、映像プロダクション、ポストプロダクション、テレビ局に採用されるケースが多い。大学の映画学科、映像学科などの卒業者もいる。

映像編集者は、採用後にアシスタント的立場の「サブ」として、一人前の映像編集者である「メイン」のもとに配属される。映像編集者として経験を積み、製作費が大きい作品やVFXの編集者となる場合もある。

仕事内容

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テレビ局や映像プロダクション等で、監督(ディレクター)と協力して、編集機器を使って映像の加工・編集を行い、映画、ビデオ、放送番組など映像作品として完成させる。具体的な業務としては、収録映像のマスターから編集作業用のものを作る「ワーク起こし」、選んだ素材をつないで作品全体の構成を確認する「オフライン編集」、オフライン編集に細かな修正を加えていく「オンライン編集」、映像素材の色調を統一する「カラーグレーディング」などを行い、収録された映像素材を映像原版に仕上げる。映像原版から録音エンジニアによるミキシング作業を経て完成作品となる。

編集作業はデジタル素材を使い、高性能な機材で編集ソフトを使って作業を行う「ノンリニア編集」が中心である。そのため、編集ソフトの操作などのスキルも求められる。また、最近では作品の納品形態もDVD、ブルーレイディスク、インターネット用映像等、多様化している。
様々なスキルや経験が必要な仕事であり、経験を積むと自分の判断や感性を生かせる業務を担当するようになる。また、編集を担当した作品のクレジット(制作関係者のリスト)に自分の名前が表示される時など、やりがいを感じる人も多い。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 映像編集機器、映像編集ソフト、パソコン

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勤務地:

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働き方の特徴

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映像プロダクションは東京、大阪などの大都市圏に集中している。東京都内ではテレビ局の近くに多い。勤務は不規則である。この業界では、仕事に合わせて勤務時間を決める「配員表」を配り、それに基づいて出勤時間が決まるのが一般的である。このため担当する業務によっては、毎週同じ曜日に休日が取れるとは限らず、振替休日等で休みはあるが、変則的な休日になる。納期が近づくと残業が集中することが多い。フリーランスで映像編集等を行っている人もいる。

スマートフォンやタブレットなどの性能が向上し、映像機材及びソフトウェアなども無料で利用可能なものも普及していることから、映像編集者でなくとも簡易に映像配信を手掛けることが可能となっている。加えて、最近ではAI技術の進歩により、撮影から編集まで人手をかけずに対応できるようになりつつあることから、映像編集者の仕事においては、より高度な水準が要求されるようになっている。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    243,990

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    161時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    584.4万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    43.3

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    25.9万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.38

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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