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自動車営業

自動車営業

自動車営業になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。自動車メーカーと直接販売契約を結んだディーラー(販売会社)に勤務する。入職者は、高校・大学等からの新卒者と中途採用者がいる。

ディーラーに入社すると、多くの場合、メーカーの研修センターなどで基本的な研修を受ける。その後各ディーラーにおいて、基礎訓練期間として自動車一般の知識、法律知識、販売、登録、代金回収などの教育を受け、その後、先輩とともに顧客を訪問し、セールス活動の実務を学んでゆく。試乗や納車を行うには、自動車運転免許証が必要である。
顧客との良好なコミュニケーション、信頼関係を構築する能力が求められる。外回りが多いので、行動力と体力も必要である。

仕事内容

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ここでは新車を販売する営業について記述する。自動車メーカー別の販売会社(ディーラー)で、顧客の好みに合わせて自社の自動車を販売する。自動車営業は、配属された販売担当地域で、自社の車を購入し使用している顧客へ挨拶まわりをしたり、来店客の自宅を訪問したり、新旧の顧客に新車試乗会などの催し物の通知をしたりして、「お得意様」を増やしていく。車は高価な買い物であるため、適切な助言とサービスで顧客の信頼を得ることが重要なポイントとなる。また、来店客の比重が高まってきているため、店頭での商品説明や情報提供、販売も行う。

顧客が購入を決めたら、注文書及び売買契約書を作成し、受注車両の在庫を確認して登録納車予定日を決める。顧客の要望に応じて、自動車登録の申請代行、自動車関係諸税の納付手続、自賠責保険・自動車任意保険の付保手続を行う。買い換えの場合は、下取り車の査定を行い、関係書類を作成する。その後、新車の整備状況を確認し、付属品、ナンバー取り付けをした後、顧客の指定した場所で納品し、代金を回収する。

自動車の購入は「買い換え」が一般的であるため、既納顧客のフォローを十分に行って、次の販売に結びつけることが重要となる。このため、販売会社では顧客情報の管理が行われており、車の買い換え時期を見はからって効率のよいセールス活動ができるよう営業の支援を行っている。

環境問題を重視する消費者もおり、使用済み自動車の処理、車の排出ガスや騒音規制に対する改良、省資源・省エネ対策、代替エネルギーを利用した自動車など、新しい技術や商品の知識が求められる。また、車に対する顧客の生の声を自動車メーカーにフィードバックすることも大切な仕事である。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 普通自動車(普通免許(第一種、第二種)で運転可能なもの)

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働き方の特徴

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ディーラー(販売会社)は全国に存在するため、自動車営業の職場も全国に広がっている。賃金は月給制で、固定給と実績給の組み合わせになっているのが一般的で、営業成績が高ければ、その分多くの手当がつくことになる。
営業は単独で行動する場合が多く、訪問先・帰社時刻等の決定が本人に委ねられている場合が多い。また、休日については、土日祝日の営業が一般化しているため、交替制で休みを取る場合が多い。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    621,130

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    167時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    523.2万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    37.9

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    24.8万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    7.6

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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