保育・教育系

高等学校教員

高等学校教員とはどんな職業か、なり方や仕事内容、年収、悩み、求人に関する情報をご紹介。

高等学校教員

高等学校教員になるには

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大学などで所定の単位を取得することで、高等学校教諭免許状を得ることができる。単位取得のためには原則として高校で教育実習を行う必要がある。その上で都道府県の教員採用試験又は私立高校の採用試験に合格し入職するのが一般的である。

教員となった後も、専門教科や生徒指導などの能力向上のための研修が盛んに行われている。教員免許は10年の有効期限があり、定められた期間内に講習を受講・修了し、都道府県教育委員会に申請して、更新する必要がある。担当する教科についての専門的な知識や技能の他、一般的な教養、生徒に対する理解や責任感などが重要であり、カウンセリングに関する知識や技能も望まれる。

仕事内容

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高等学校(中高一貫校を含む。以下高校という)において、それぞれの担当教科を生徒に教える。高校では、中学校までの義務教育を終えた生徒に、更に高度で専門的な教育や指導を行う。
高校教員の仕事の中心は、それぞれの担当する教科を生徒に教えることである。高校で教える教科・科目は様々で、普通教科として国語・社会・数学・理科・保健体育・芸術・外国語などがあり、また専門教科として農業・工業・商業・水産・看護・体育・音楽・美術などがある。高校は中学校に比べると一つの学級の生徒数も多く、教科の専門化も進んでいるため、教員はふつう一人一教科を担当している。

この他に、学校が創意工夫を生かした教育活動を展開する「総合的な学習の時間」、ホームルーム活動、生徒会活動、クラブ活動、学校行事などについても指導する。更に個々の生徒に対する生徒指導や進路指導も行う。学級を受け持つこともあり、成長期の生徒を学習面だけでなく、精神面においても支援していくことが求められる。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン、プリンター、コピー機

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働き方の特徴

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高校には国語・数学など普通教科を中心に学ぶ普通科(普通高校)、専門教科を中心に学ぶ農業科、工業科、商業科などの専門学科(専門高校)、自分の希望の科目を自分なりの学習計画で学ぶ総合学科(総合高校、単位制高校)がある。

高校では中学校に比べて学習内容が難しくなるため、特別非常勤講師制度を利用し、校外から専門家を招くケースもある。就業者のうち女性は約3割となっている(2018年時点*)。労働時間は、全日制高校の場合一般的に月~金曜日の1日8時間勤務である。働きながら学校に通う生徒などのために夜間に授業する定時制高校や通信制高校もあり、勤務体系が異なるケースもある。

小・中学校に比べると担当する授業数は少ないが、内容が専門化しているため、準備に要する時間が多く必要となる場合がある。また、学習やクラブ活動などの面で学校による取組や校風の違いが大きく、担当教科以外の生徒指導の時間や校務の分担などは学校により異なる。

*文部科学省、学校基本調査(平成30年)

年収などの統計データ

  • 就業者数

    274,540

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    173時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    692.8万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    43.9

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    23.8万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.53

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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