大人ウケするのは新日鉄住金です。 しかし、鉄鋼業はかつての花形産業から大きく変わってきており、 世界中で統合の嵐が吹き荒れています。 同社も名前の通りくっついた会社ですし、JFEしかりそうです。 神戸製鋼の事件をきっかけにもう一回国内でも再編が起きるかもしれません。 一方のデンソー。 こちらは強いです。 トヨタグループの中核企業であるだけでなく、トヨタ以外のブランドにも 触手を伸ばしており、自動車がEVになっても生き残れる会社と言われて います。知名度は新日鉄住金の方がインパクトはありますが、 中部地方にいけば、絶大なる知名度です。 例えば2社の内定を貰って、どちらにしようか迷った場合、 私ならばマチガイなくデンソーを選びます。 鉄鋼業は無くなりはしませんが、巨大な設備産業ですので、 赤字でも高炉の火を消すわけにはいかず、自動車の部材も鉄からアルミやカーボンに 変わる時代がくるかもしれませんし、厳しい業界であることはマチガイありません。
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