三菱シーケンサ（Ｑシリーズ）のファンクションレジスタについてご教授ください。 ファンクションレジスタがあまり理解できておりません。どんな時に使用するのでしょうか？ また他者が作成し

ファンクションレジスタとは サブルーチンプログラムとその呼び出し元の間でデータの書込みや読出しに使用します。ファンクションレジスタのインプットまたはアウトプット条件は，CPUユニットが自動判別します。ソースデータの場合は，サブルーチンプログラムのインプットデータになります。ディスティネーションデータの場合は，サブルーチンプログラムからのアウトプットデータになります。ファンクションレジスタ1点で最大4ワードを占有します。ただし，使用するワード数は，サブルーチンプログラムでの命令により異なります。 ①たとえば、事前に A x B = D12000 であると定義したラダーを作ります これを FD0 と定義します。 D* = 32ビットの掛け算 K60 = 10進で60の値 DMOV = 32ビットの値を転送する命令 ではプログラムを解説します D＊ FD0 K60 D12000 FD0の値に60を掛けて D12000 に32ビット形式で格納します。 もしFD0 に 10 が格納されていたら、D12000 には 600 が格納されます。 DMOV D12000 FD2 D12000にある値を FD2 に32ビット形式で転送します。 ファンクションレジスタはファンクションデバイスの一つです。 なぜファンクションデバイスを使うか 掛ける60をしているということは、そのプログラムは時間を分にしたり、分を秒にしている可能性があります。 同様の計算がプログラムにたくさんある場合は、ファンクションデバイスを使うことにより、大幅な容量を節約することができます。 いちいち D10 *K60 D11*K60 D12*K60～D99*K60 なんかやるより D10からD99 はこのファンクションデバイスを使って演算結果をD100～D199に格納しますよってやった方がラダー数行で終わりますね。