高卒で就職する場合、トヨタでいえば成績が優秀な人はトヨタ学園に進学できるというような事を耳にしたことがあります。

「トヨタ学園」的な学校は、「企業内学校」という括り方で下記のようにまとめられています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%86%85%E5%AD%A6%E6%A0%A1 中でも特に「トヨタ学園」的な学校は、日本航空、アイシン、日立、パナソニック、小松(コマツ)、不二越、日野、マツダ、デンソーあたりと思われますが、それぞれの難易度や待遇など詳細は、各社とも非公表です。若手社員だけが分かっていればいいものなので。 何より、高校生が進学するうえでの基準にする「難易度」ではなく、社会人になってからの扱いは、直属上司がどう評価して推薦するかどうかにかかっているものです。 勤務態度がただ真面目なだけでは、そのことで職場の調和はとれていないかもしれないから、仕事の能率がいいから評価されるとは限らないです。また表面上のチームワークは上手にまとめているリーダー格のようでも、その陰で本人の努力が足りないと上司が評しても、入学への推薦には結びつかないのが社会人です。 トヨタ学園の場合は特に入学審査を厳しくしておくぶん、修了すれば新プロジェクトのリーダーとか、「社内エリート」の位置づけに育成する目的であるだけに、上司の評価方法もすごく細かく公平厳正だったりするわけです。 「公平さ」なんですね、中には火花散らし合うライバルの存在もあって、チーム内の同僚全員が認めることはないにしても、90％以上くらいが「ああ、アイツなら入学は当然」と、抜てきを受けとめるくらいの。 そういうイメージです。高校までの勉強とは違い、社会人には社会人としての「優秀さ」が必要です。かといって学校の勉強が役に立たないわけでなく、それまでの学校は社会人になるうえでの基礎・土台という考え方です…