川重岐阜エンジニアリングについて 私は現在就職活動中で航空機業界に興味を持っています。

私の経験から回答させていただきます。 会社名は匿名で行いますが、多分、その道を目指している方なら想像はつくかと思います。 大阪の財閥で戦時中はゼロ戦のプロペラを作っていた会社におりました。前後はYS-11のプロペラや車輪なども作っていた会社です。工場は兵庫県の尼崎市にありました。 本体は、住○金属工業ですが、後に、プロペラと降着装置（車輪）部門が独立して住○精密工業となりました。私が在籍したのは、更にその子会社の住○エンジニアリングという設計専門のエンジニアリング会社です。あなた様の川崎重工業の場合と全く同じです。 正直言って、本体の人間とその子会社のエンジニアリング会社の人間とはレベルが違います。本体の人間は、有名大学の大学院を出た超エリートで、その手の本を出版したり、学会で研究成果を発表したりする人間ばかりで、地位と名誉と知名度のある人ばかりです。 それに対して、エンジニアリング会社の人間は、飛行機の設計などを行いますが、普通のサラリーマンです。 エンジニアリング会社の幹部は、社長から部長まで、本体からの出向です。ですので、エンジニアリング会社の人間は、部門のリーダーとか課長あたりまでしか出世できなみたいですが、そのあたりは、会社によると思います。 賃金は、本体より多少少ないと思いますが、それは本体の人間は大学院卒、エンジニアリングは大卒、高卒によるものと思われます。他業種と比べて特に低いということはないと思います。福利厚生や待遇は本体と全く同じでした。 仕事内容は、本体から指示があって、ここを改造してくれとか言われて、設計変更を行い、図面を書くことがメインでした。アメリカの航空機メーカーの図面（当然英語で、寸法の単位もミリではなくインチ）を日本語の図面に書き直したりの仕事も多かったです。 私の知人が、Bというタイヤメーカーの子会社のBエンジニアリングに勤務していますが、全く同じ状況で、本体とエンジニアリング会社では格段の差があるようです。 給料とか出世とか本体の下請けとかで悩むなら、頑張って本体に入ることですね！