就職で、公務員になるか民間企業に就くかで迷っています。 大学3年生の女です。私はあるブランドの洋服が大好きで、接客も好きですしそのブランドの社員になりたいと思っています。 しか

父が公務員で、散々反対された揚句、民間企業に就職しました。 四捨五入５０歳で民間企業は６社目です。直近４社は会社は変われど同じ仕事の延長で仕事の幅や深さが増え、年収も前職（５社目）から数百万円増えました。２社目以降はずっと年収は上がっています。現在は主に中央省庁向けの仕事をしています。 最近感じるのは、採用時給与と福利厚生だけを比較して就職活動している方が多いように思うことです。それに公務員が安定しているようには全く見えません。かつての１政党の長期政権ならいざ知らず、今は中央省庁、地方公務員は削減に向かっていますし、公務員給与は見直しの機運が高まっています。退職金は現在の水準維持には無理があります。 片や、民間企業はピンキリありますが、伸びてるところは数千人の規模であっても、新規事業を興し、時流に遅れず稼げる事業に絶えずシフトを繰返しています。知恵と体力のどちらも必要ですが、絶えず忙しくチームプレーが上手いです。そういう部署の人は超忙しなのにみんな男女差なく素敵な笑顔を持っていますよ。新規事業が当たれば給与面では公務員の数倍も夢ではありません。 結局、その人の考え方と思います。 ①指示を待って動く、または定型的な業務をこなすのか、②知恵を絞って実行して実績を創ることに生きがいを感じるのかの生き方の違いと思います。公務員でも上記①もあれば、②の業務改革を進めながら、自分の組織の効率化を推進し結果的に住民・国民の利益を増やすのかによって全く異なると思います。民間は企業や部門によって①②がきれいに分かれやすいでしょう。 具体的な社名を出して恐縮ですが、ドコモやトヨタが10年後（あなたが現役の従業員のうち）安心できる保証はありません。公務員も政党がぶれることによりこの先を見通すことは困難です。 官民どちらにしても大変な時代ですから、あなたの進みたい道を選択すれば人生のやりがいを見つけやすいと思います。 アパレルであれば、「新素材の開発・応用（最新の航空機には炭素素材が使われています）」「アジア・アフリカの新しいマーケット」「グローバルのマーケティング情報の収集・分析」「環境に配慮した素材」など少し考えただけで、ワクワクするテーマがたくさんあります。当然、世界の業者などと英語で会議することは日常的にあるでしょう。またはそうなることでしょう。 今思えば、公務員の父の反対を押し切って「民」に入ってよかったと思います。何かあれば「補足」下さい。 回答になってるか否か自信がありませんが、ご参考まで。