イベント制作の仕事に携わっている方に質問です。

イベント制作の仕事と一言で言っても、一次下請けから五次下請けぐらいまで、色々あって、どれのことをおっしゃられているのかが分かりません。イベントの中に様々な規模や業種が含まれるため、どの範囲の話をされているのかピンとこないのです。 駅前のティッシュ配りも、駅前の携帯電話契約キャンペーンも、一応イベントです。イベント会社がアルバイトスタッフを派遣しております。企業発信型のイベントです。 町内の夏祭りで、夜店出したり、売れない歌手やローカルアイドルを出したりするのもイベントです。自治体発信型です。 売れているミュージシャンで所属芸能事務所は個人事務所でコンサートホールを貸し切ってツアーをするのもイベントで芸能事務所発信です。 新聞のイベント事業部がデパートの催し物売り場で、夏休みに 「世界の昆虫展」をやって小学生の自由研究のお手伝いをするのもイベントで、メディア発信型です。 大きい規模でイベントをやろうとすると、上記をミックスさせる形で、複数の企業から予算を集めます。大手広告代理店、電通などが一次下請けで、上記の人達がクライアントです。予算を引っ張ってくるところを大手がやって、運営は二次下請けに投げます。 自治体の広場でやるとしましょう。企業ブース、自治体ブース、芸能ブース、それぞれがあって、広場に鉄骨でステージ組みましょう。鉄骨を組むイベント設営会社を三次下請けで入れます。ステージの図面を設営会社が組んで、実際の設営は四次下請けに投げます。四次下請けの社員が五次下請けの日雇いに指示を出してステージを組みます。 企業ブースで何々ビールの試飲会をやっております。とバドワイザーのハイレグ水着を着た女の子がビールを配ります。キャンペーンガールの派遣会社も入っています。イベントの警備・誘導の会社も入れます。 具体的に、どのイベント会社の話をされているのかが分からない。 大雑把に言えば、広告代理店・イベント設営会社・イベントスタッフ派遣があります。 本来の意味のイベンターで言えば、興行主なので、クライアントの位置にいて、自分の金で会場代を払い、出演者のギャラを払い、客にチケットを売って黒字にする人ですが、通常黒字には成りません。だからスポンサーを付けて「日清食品プレゼンツ」とかにします。ミュージシャンの個人事務所なら、ＣＤやライブＤＶＤで赤字を補てんするわけです。