情報処理技術者試験と就職について

基本情報技術者試験だけで十分です。 応用情報技術者試験は元来、実務経験者を対象とした資格です。就労前学生が取得していてもどうかと思います。 院卒となると大学での専門性を磨いてアピールした方がよろしいかと思います。 企業側も学卒とは異なる受け皿を用意することになります。たとえばNTT系SIだと新卒2年目と同等のキャリアパスからスタートします。大学での研究テーマとある程度合致する採用や、研究を進める進捗能力、論文をまとめる事務能力・プレゼン能力など、学卒より少し上の能力を期待します。就職後に必要とされる資格の事前取得より、大学院での成果を自信を持ってアピールできる方が好感されます。大学研究室とのパイプとしてや、学会とのつながりといった人脈としての役割も期待される場合もあります。 SEといっても千差万別です。ほとんどコーディング中心のプログラマー的なSEもありますし、業種別に特化した業務系SEもあります。また研究開発に近い分野のSEもあります。今がいい機会なので、学卒で就活する同級生にならい、大学院に進学する前に業界のなりたちを研究されておかれたらよろしいかと思います。教授推薦を受けるわけにはいかないでしょうが、説明会に参加する程度のなんちゃって就活はアリだと思います。