現在就活終盤でどの企業に行くか悩んでいます。人材業界を見ていて、いろいろ内定いただいたのですが、最終的にパーソルキャリアに行くか、レイスグループに行くかで悩んでいます。

元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 仕事柄それなりに人材系の会社さんともお付き合いはありますが、この両社について特別詳しいわけではありません。 ただ、質問が少々乱暴かなと思います。この質問であれば、両社で働いたことがあるとか、よほど詳しい人しか比較しての回答などできようはずがないからです。仰っしゃりたいことはなんとなく理解は出来ますが、各々の会社について個別に質問を上げ直されたほうが少しでも回答がつくかなと考えます。 その上で、おぢさんの非常に個人的な主観で書くのなら、入社後に自分から辞めるのがパーソルキャリア、会社からクビにされるのがレイスグループという感じでしょうかね。また、辞めた会社の名前を持ち出してご自分の市場価値云々を仰るのであれば、リクルートグループしか無いでしょうね。リクルートくらい「元リクルートです」と辞めた人が名刺等でアピールする会社も珍しいですから。 まぁ、結論を言うのなら、何処に所属していたかという過去の話には殆ど価値がありません。ましてや、将来性だけで採用される新卒で所属した会社名に価値を見出してくれる会社さんはかなり呑気な会社と言えます。言い換えれば、折角ネームバリューがある会社に所属したのに、なんで転職するの？ 落ちこぼれなの？ 何かやらかしたの？ という疑問が出てくるだけだからです。 そして、所属した会社で何をやったかという成果には大きな意味がありますし、転職時に見られるのは今何ができるのか（＝どう自社事業の役に立つのか）です。仕事ができる人は、業界内で名前を知られます。「どちらの組織に属することに意味があるのか？」ではなく、「どちらの組織なら自分の職務適性に合致した意味あることをやれるのか？」で判断されるべきかなと考えます。つまり、あなたがどういう人かを開示されずに、どちらが良いのか比較してほしいということも甚だナンセンスかなと考えます。どちらの会社にも、社内で出世する人も、転職してステップアップする人もおられるでしょうから。