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ボイラーオペレーター

ボイラーオペレーターとはどんな職業か、なり方や仕事内容、年収、悩み、求人に関する情報をご紹介。

ボイラーオペレーター

ボイラーオペレーターになるには

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ボイラーオペレーターとして仕事をするには、厚生労働省の定める一定の資格が必要であり、取扱うボイラーの規模により資格が異なる。二級ボイラー技士の免許については受験資格に学歴や年齢など特に制限はないが、満18歳に満たない者は免許を取ることができない。更に、二級免許取得者は一級、一級免許取得者は特級の受験資格が得られる。ボイラー取扱い作業の指揮・管理を行うボイラー取扱作業主任者になるには、ボイラーの規模により必要な免許が異なる。

関連資格としては、ボイラー整備士等がある。ボイラー及び周辺機器を操作することから、機械が好きな人が向いている。

仕事内容

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ボイラーを運転して蒸気や温水を発生させ、空調、自家発電用タービン、工場の各種加熱・保温装置などに供給する。ボイラーオペレーターの仕事の中で最も重要なことは、常に正常運転ができるようボイラーの保守、管理に注意を払うことであり、一般の従業員の出勤時には所定の熱源の供給ができるようにすることである。各施設に所定の蒸気等の供給が正常に行われているか、常に計器類の監視を行う。

ボイラーが正常に運転されるために、圧力、水位及び燃焼状態を常に監視し、急激な負荷の変動を与えないようにするほか、最高使用圧力を超えて圧力を上昇させないようにする。また、適宜ボイラー水の吹き出しを行い、ボイラー水の濃縮を防ぎ、低水位燃焼遮断装置、火炎検出器やその他の自動制御装置の点検を行う。排出されるばい煙による問題を防止するため、関連施設及び燃焼方法を改善する等により大気汚染の防止にも努める必要がある。

1月に1回、ボイラー本体、燃焼装置、自動制御装置,附属装置、附属品について定期に検査を行い、これを記録しておくことも重要な業務である。また、異常事態が生じた場合は手動で運転を止めてボイラーや他の装置の破損を防止したり、故障または破損箇所を発見した場合は修理の依頼等をすることもある。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 作業中の護身用品(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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働き方の特徴

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ボイラーを設置している事業場に直接雇用されたり、ビルメンテナンス会社に雇用され、会社の契約先施設に派遣されて就業する。賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。業務開始時間には定常状態にしなければならないため、一般の従業員より早出が必要な場合もあるが、平常時は残業は比較的少ない。24時間連続運転を行っている事業場では交替制で勤務する体制となっている。

作業場は中小規模の設備では屋内であることが多く、計器監視等が主な仕事で、体力を必要とする作業は少ない。ただし、大規模の設備ではボイラーは屋外に設置される例が多くなるため、屋外での作業が増える。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    10,150

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    165時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    429.5万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    46.6

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    21.6万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    1.04

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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