建築・土木・インテリア系

ビル施設管理

ビル施設管理とはどんな職業か、なり方や仕事内容、年収、悩み、求人に関する情報をご紹介。

ビル施設管理

ビル施設管理になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業系の高校や大学などで電気、機械などの知識・技術を身につけていると就職に有利である。新規学卒者の場合は、実務経験を積みながら、ビル施設管理に関する「建築物環境衛生管理技術者」、「ビル設備管理技能士」の資格や、専門的な「電気主任技術者」、「ボイラー技士」などの資格・免許を取得すると、一人前として認められる。中途採用の場合は、資格を所持していることが求人の条件になることが多い。

機械の構造や操作について興味を持ち、機械について十分な知識を持っていることが必要である。故障の原因を突きとどめるための推理力や判断力、簡単な故障を修理できる技術も求められる。

仕事内容

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オフィスビルや商業ビルなどにおいて、電力設備、空調設備、給排水設備などの運転・調整や管理を行う。電力設備の運転と保守では、エレベーター、照明器具などに必要な電力が送られるよう、配電盤などのスイッチやボタンを操作する。また、電力計、電圧計、電流計などを常に監視し、正常に動作していることを確認する。

空調設備の管理では、冷暖房用機械を運転して、室内の温度、湿度、換気が一定に保たれるように操作する。また、給排水設備の管理では、飲料水用の水槽やポンプの運転、排水の処理にかかわる設備の管理を行う。

その他に、ビルを使用している人たちの苦情や要望を聞いて、空調機を調節したり、照明器具や電気設備の簡単な修理を行う。また、1ヶ月に1回程度、空気や排水が汚れていないかをチェックし、年に数回は空調機などの定期点検も行う。これらの作業内容は全て報告書に記録し、効率のよい運転管理を行うための資料とする。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の護身用品(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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働き方の特徴

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ビル管理会社に雇用され、契約先のオフィスビル、雑居ビル、マンション、官公庁ビル、病院、工場、ホテル、学校、店舗などに出向いて仕事をする。若年者から中高年齢者まで、様々な年齢層の人が働いている。労働時間は、原則として8時間となっているが、交替制で1時間程度の早出や残業、休日出勤をする場合がある。ホテルなど、24時間動いているビルでは、実働8時間制の交替制勤務となっている。

ビルの機械設備は、技術革新に伴い、コンピュータによる管理が進んでいる。それに伴い、今後は、従来から必要とされた機械や電気についての知識・技術に加えて、情報システムに関する知識・技能を含めたより高度な専門性が求められる。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    163,410

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    165時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    429.5万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    46.6

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    23.5万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    0.79

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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