クリエイティブ人材が働きやすい企業とは

クリエティブ人材に特化した人材派遣事業をおこなう「アスコープ株式会社」

ー まずはアスコープ株式会社について教えてください。

鮫島さん）はい、よろしくお願いします。弊社は、創業から人材エージェント事業を始めたところが、まず入り口となっております。創業当初は、グローバルテクノロジーデザインという社名で幅広く事業を展開しておりました。 その後、IT事業や、クリエイター人材に特化した人材事業を主軸に、2018年にアスコープ株式会社と社名を変更して、「人材」「クリエイティブ」「IT」といった3つの領域で事業をおこなっております。クリエイティブ事業では、システム開発、デジタルコンテンツ制作といった、さまざまな事業を展開していますが、創業から変わらず「人材支援」を強みにしており、特にクリエイティブ人材の派遣事業に注力しています。

ー クリエイティブ人材に注力しているとのことですが、紹介する仕事にはどのような特徴がありますか？

鮫島さん）そうですね。弊社の派遣事業で扱うクリエイティブのお仕事の特徴としては、大きく2つあります。業務内容と働き方ですね。まず業務内容についてですが、クリエイティブ業界となると、一般的な職種より専門的な分野になるので、働く方々に専門的な環境やキャリアの提案が必要です。他の職種よりもかなり専門的な職業のご紹介、ご提案がしやすくなるといった点がございます。具体的には、ゲーム、エンタメ、Web、映像、広告業界を得意としており、派遣就労から正社員求人まで幅広く、取り扱っております。

2つ目は、働き方や環境の部分になりまして、雰囲気が非常にフランクな会社様や、柔軟な働き方を取り入れている会社様を中心にご紹介しています。一般的な職種よりも、わかりやすくリモートやフレックス、時短、といった個々の事情に合わせた働き方が選べる会社様が多いことが特徴ですね。なかには副業OKの会社様もあります。そういったなかなか他の職種では得られない環境、働き方の提案が非常にしやすいといったところが、弊社の仕事の特徴です。

ー クリエイティブに関わる仕事をしたい、という方が自分に合った企業を見極めるポイントはありますか？

鮫島さん）そうですね。1つ目はわかりやすく働き方になります。クリエイティブ業界はどうしても「忙しい」というイメージを持たれがちなので、求職者様から「残業は多いですか？」といった質問をよく受けます。ですが、クリエイティブに関する企業でも、リモートワークやフレックスといった柔軟な働き方を取り入れているところはたくさんあります。ご自身がどのような働き方を希望するのか、という軸で選ぶと良いと思いますね。

2つ目は、長期的なところで「どういったキャリアが積めるか」といった部分を気にされる方が多くいらっしゃいます。今持っているスキルや経験から、さらに挑戦できる機会があるかどうか、ですね。ピンポイントな例になりますが、ゲームが正しく作動しているかテストをするゲームテスター、デバッカーという職種ですと、その先のキャリアのイメージがつきづらい。3年後、5年後となったときにデバッカーからどういうキャリアを積めるのでしょうか、といったようなことも、実際の面談でよく求職者の方々から質問を受けます。デバッカーを例に挙げましたが、同じように、クリエイティブの職種ですと、どういったキャリアや、挑戦できる幅があるのか、といった軸も判断基準になっていると感じます。

ー ありがとうございます。塩津さんはいかがですか？

塩津さん）そうですね。勤務地や、就業時間、リモート環境だとか、ご自身の希望を軸に選ぶのが一番良いと思います。あと、弊社の取引先は、ゲーム業界が非常に多いので、求職者様ご自身が興味のある（ゲームの）タイトルで就業先を選ばれる方もいらっしゃいますね。

1時間ごとのシフト制を導入で、急な変更も相談もしやすい職場

ー アスコープ株式会社の社内の制度について、特徴的な取り組みがあれば教えてください。

鮫島さん）そうですね。弊社の働き方の特徴として、1時間ごとのシフト制を導入しています。フレックス制に近いのですが、1時間ごとにシフトが組まれていてある程度自由な出社が可能で、リモートも取り入れているので、とても働きやすい就業環境だと思います。

ー シフト制というのは希望を出して、自分でコントロールしながら出社ができるということでしょうか。

鮫島さん）そうですね。早い時間ですと7時半就業スタートといったシフトから、遅い時間ですと11時半スタートのシフトまであります。もちろん、ちょっとした業務の調節は個人で行うことが前提ですが、それこそ極端な例でなければ、前日に「この日ちょっと〇時出社のシフトに変更します」とか「急ですが、今日は〇時出社のシフトを利用します」といった急なことでも相談しやすい環境ですね。そういった環境の背景には、弊社の男女比も影響しているのかなと思います。スタッフの属性としては、男女比が半々、もしくは女性比率の方が高いのではないかといった割合です。そういった中で、男女問わず、家庭を持っている社員もいて、家庭の事情だったり、何かイベントごとなどで柔軟にシフトの変更だったりの相談は、かなりしやすいですね。周りとも連携をとりつつ。もちろんご家庭やお子さんの有無に関わらず全社員がそこは協力的な体制が整っているなと感じております。

塩津さん）育児休暇からの復職率もとても高くて、社員の育児休暇取得も多く実績があります。ちょうど4月から育児休暇を取得する男性社員がいますね。新たに男性社員向けの育児休暇の相談窓口を設立するなど、積極的に取り組んでいます。

ー 社内の評価制度やキャリア支援についても教えていただけますか？

鮫島さん）そうですね。評価制度については、いい意味で日々変化しているところがアピールポイントです。2年ほどかけて、社員の声を集めて、総務で評価制度の整備に取り組んで、今ではしっかり定量化・定性化の2軸でリアルな評価をつけられるようになりました。できるだけ公平に評価がされやすくなるような評価制度といったところで運用をスタートしています。また、研修や勉強会も随時活発に行っております。つい先月も、社員全員向けに今後のキャリアだったり、仕事に対してのマインドだったりといった、マインド研修を行いました。業界未経験で入社する社員も多い中で、派遣事業の法律的な部分だったり、就業先の企業様のフォローのためのケーススタディといった内容を、外部の専門家を招いて実施しています。社内全体でのスキルアップっていったところは活発的に行われている環境下と感じております。

塩津さん）私自身、新卒で入社して、3年目になりますが、自身で取り組んでいることの評価や、自己啓発についても広く評価に含んでくれるので、自身の成長について熱を持って取り組むことができるように感じます。努力が認められやすい環境にあるかなと感じるところではありますね。そのほかにも、外部の勉強会や、クリエイティブに関する新しい技術やスキル、ツール等の勉強も、評価の際に報告するシートがあります。学習した内容も評価に含んでくれるのはいいところかなと思いますね。

ー モチベーションに繋がる評価制度ですね！新卒で3年目とのことですが、塩津さんが働く中で、やりがいを感じるところはどんなところですか？

塩津さん）そうですね。弊社は、グループ会社にクリエイターの専門学校を持っております。そこの卒業生、新卒でなかなか就業が決まらない方の就業支援もおこなっていますが、そういった若い方の就業先が決まったりすると嬉しいですね。夢を持って、好きなことを仕事にしようと頑張っている方のサポートはとてもやりがいを感じます。

一方で、企業様に対してはリクルーティングのアドバイザーとして、いろいろと就業環境改善の提案を行いますが、これはとても難しいことだなと日々実感しています。たとえば、働き方の多様化に伴い、求職者側が就業先に求めることも変わってきていますが、企業様側がそこに対応できていないケースもあります。そういった企業様との一緒になって、既存の仕組みを変えていくことはとても大変ではありますが、そこもやりがいを感じる点ですね。あとは、自分自身もゲームが好きだったりするので。クリエイティブ業界に携われるのが生きがいとして感じるところではありますね。あとゲーム制作の裏側や、制作の大変だった話を聞くときは、やっていてよかったなとは思います。その辺が魅力ではありますね。

ー では基本的に、社内でもテレビやゲームなど、エンタメとかクリエイティブが好きな方が多いのでしょうか？

塩津さん）そうですね、社内でもアニメ・ゲームの話題でとても盛り上がったりしているので、基本的にエンタメが好きな方が多いですね。

ー 最後に読者に向けてのメッセージをお願いします。

弊社の最大の魅力としては、働き方が社内外ともに非常に柔軟でありますし、あと何よりも風通しがとてもいい会社だなと感じています。言葉で伝えるのが難しいのですが、社員一人ひとりがとても魅力的な人間で、業務の進め方でもかなり柔軟に…いい意味で、責任もありつつ自由に仕事が進められる会社だなと思っております。弊社の社員として働く人も、派遣就業のスタッフとして就業してくださる方も、どちらも環境面は他の派遣会社に比べてもとても安心できる環境です。ぜひ、そういった環境やカルチャーに共感いただけるエンタメ好きの方がいれば、弊社で一緒に働いてみませんか？お待ちしております。