システムエンジニア業界って、一次受け、二次受け、三次受け…と、下請けになればなるほど大変になるみたいなのですが、どの会社が一次受けで、どの会社が二次受けでっていう見分け方はあるのでしょうか?また、

メーカー系システム会社に技術職として10年以上勤務している者です。 >システムエンジニア業界って、一次受け、二次受け、三次受け…と、 >下請けになればなるほど大変になるみたいなのですが、 >どの会社が一次受けで、どの会社が二次受けでっていう見分け方は >あるのでしょうか? melonyellow687さんの質問を拝見したところ、以下①②③の前提が有るように見受けられます。全く間違っているのでこの前提は捨ててください。 ①ある会社が、ある開発プロジェクトにおいて二次請け受注なら、他の開発も二次請けで受注している ②一次請け案件は必ず二次請け案件より儲かる案件である ③ある発注元(一次請け企業)が、複数の二次請けを使う場合、両企業に同じ条件で発注している 国家やら大企業が発注者の大きなプロジェクトならITゼネコン(富士通、日立、NEC等)が受注してパートナー企業(子会社や独立系ベンダ)に部分発注するのが通例です。一方で発注者が中小企業なら中小システム会社が直接受注することも多いです。 また、二次請け案件でもプロフェッショナルな技術を買われて高単金で発注される場合と、人足派遣として低単金で発注される場合も有るので単価は当然大きく異なります。 ちなみに、「大変」の定義がよくわかりませんが、二次請けが一次請けより忙しいかというとそうではありません。各開発プロジェクトにおいて二次請けを行う企業の社員の方が一次請け企業の社員より給料が高い(ことが多い)のと、コンプライアンス(サービス残業禁止を徹底するなど)に厳しい(ことが多い)というのは言えると思います。 一次請け、二次請けのそれぞれの企業でも、マネジャー、リーダーやプロフェッショナル作業員、人足作業員のどの位置づけで雇われているかによって当然給料は異なるわけですが…。 待遇の良い企業か(ユーザー企業とユーザー系ベンダを除く)については以下の通りです。 <最上位> ・ITゼネコン(富士通、日立、NEC、日本IBM、NTTデータ等) <次点> ・メーカー系システム会社(ITゼネコンの名前の下に「ソフト」とか「システム」とかがくっついた子会社) <次々点> ・何かの分野に強みを持つ(特殊技術、大企業へのコネクション)を有する独立系システム会社 <次々々点> ・ただの独立系システム会社 就職四季報や会社四季報に名前が載っている企業については以下を見ると良いでしょう (載っている時点で載っていない企業に比べてブラックの可能性はかなり低くなるのですが…) ・新卒採用実績で偏差値の高い大学を多く採用できている ・従業員平均年齢が若過ぎない ・従業員平均給与が高い ・若年退職率が低い >下請けの会社は部分的な仕事が多く、作っているシステムの全体像が見えない >場合が多いのでしょうか? 上記は間違いなくそうです。この業界では最上流を除く大体の作業者は全然全体を見ずに仕事をしていることが多いのが事実です。