あまり偏差値が高くない大学のホームページでも｢主な就職先｣でアクセンチュアとか野村證券とかNTTとか大企業がぼちぼち見られるのですが、これってそのまま信じていいんですか？その企業に就職したのは本当でも例え

まず基本的な事です。 Ⓐ：「主な就職先」は「最高の就職先」と読み替えた方が無難です。 Ⓑ：日本の社会は学歴で就職先が決まる学歴社会ではありません。 基本的には本人の能力で就職先が決まる能力主義社会です。 次に、どうして低偏差値の大学から一流大企業に就職できるのかという事。 ①：「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」（呂蒙）「呉下の阿蒙に非ず」（魯粛）という事です。 卒業生が千人ぐらいいれば、十分に数名程度は見違えるほど優秀になる人がいるでしょう。 仮に、そういう人が１００人に１人の１％だとしても、１０人ぐらいは見違えるほど優秀になるのではありませんか。 ②：学費免除や返済扶養の奨学金が貰える特待生として優秀な人に入学して貰う。（就職実績を良くして、大学をＰRするため） ➂：一流大企業に就職と言ってもいろいろな職種で採用されます。 総合職、一般職、技能職、業務職、契約社員等々。 それゆえ、採用基準が違うので（待遇も違う）比較的容易に採用される場合もあります。 ※但し、同じ総合職で採用されれば、大学名に関係無くスタートは横一線です。 ✷注意点 就職活動は貴方が小さい時に始まったマラソンレースの様なものです。 それゆえ、低偏差値の大学にしか行けないという事は、中間地点でかなり後の方だという事です。 ですから、上位に行くには物凄い努をして結果を出す事が必要です。 しかし、高校卒業まで怠けていた人が大学で頑張るという事は少ないので、低偏差値の大学の卒業生の多くはあまり良い就職が出来ない傾向があるという事になるのですよ。