旧国鉄の常任理事クラス、今のJRの役員などは東大卒だらけです。 そんじょそこらの大学出なら高卒とほぼ同等に扱われるのが官庁とかJRを含む旧三公社五現業のなど内情です。 林先生がかつて「東大以外は専門学校みたいなものだ」と言い放ったそうですが、その気持ちは分かりますね。 失礼ながら質問主様は「大学院卒*」「本社**に移動***」という語彙力等から察するに、今はまだ旧帝クラスの修士課程を修了できるようなお力では無いわけでしょう。 >JR東海プロ とはプロフェッショナル採用のことを仰っているとは察しますが、たとえば偏差値50台の大学からであれば、まさにプロ職採用が妥当なところです。 そしてプロ職つまりは現業職であれば指定校求人で採用された高卒と同格です。 初任給が高卒より上なのも、一般的に給与が年功序列になっている企業での基準賃金は 年齢給+職能給 なので、年齢が上がれば自動的に基本給が上がります。 ですから修士課程修了(*大学院は「卒業」ではありません)でもプロ職として入社したなら、高卒24歳と基準賃金は同額で、昇職しない限りは社内での地位もまた高卒と同格です。 しかもJRは国鉄時代からの伝統で係長・主事・主査クラス以上になるためには試験に受からなければなりません。 逆に云えば、ずっと現職で居たければ試験を受けなければ済む話で、しかも受けるも受けないは本人の自由です。 今はまともな労働組合と会社側との労使協調ですから個人の意思が重視されます。 それと定年まで運転士が出来るか否かは学歴関係なく、適性で決まります。 運転士は年2回の定期健診が必須で、視力、聴覚、心電図などの検査があります。 年齢を重ねると聴覚が衰え持病も出来たりしますから、ベテラン運転士はみな同年齢平均以上の身体を維持できているからこそやっていられるのです。 因みに私は40代で運転士を降りて車両検修職への異動(*** ”移”動じゃないですよ)を願い出ました。 手当が貰えなくなって給料は下がりましたが、やはり日勤職場の方が身体的に楽で助かりました。 また40年ほども勤めるわけですから、寧ろ幾つかの職種を経験できたことで幸せな鉄道人生だったと思っています。 あと、これは私が他の回答で常々申し上げていて、故に非表示や削除の嵐に遭って居るわけですがやはり最後に一言申し上げます。 鉄道趣味界には邪なる自称専門誌、マガマガしい趣味誌、ホラ出すサイトや自称鉄道アナリストがガセネタの拡散源となっています。 キャリアアップに関する記事も運輸系統に偏重しており、あるいは採用や昇進に関する記事も未だ大学進学率が30%にも満たなかった昭和中期の頃と同じセンスで騙られています。 まぁ執筆者の大半が「そんじょそこらの大学」出身で、それでも見栄を張りたいのでしょうが、令和の御代になって未だ大卒=エリート待遇という感覚なのには呆れます。 あるいは自身が鉄道会社に採用されなかったことの言い訳で「マニアは採らない」などと勝手な事を言っています。 少し厳しめの回答で失礼致しましたが、要は就職など人生の選択に関わる問題については正確な情報を得ないと後悔することになりかねませんので、このような事を申し上げている次第です。 深夜で寝ボケており拙い回答になってしまいましたがご容赦願います。 ============= **三流の企業ドラマなどでは「本社」「本庁」が現場より偉い、エリートの職場との設定が多いですがそもそもフィクションです。 実のところは、たとえば本社勤務でもヒラの事務職なら運転士より格下です。
詳しく説明ありがとうございました。
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