電気部品で質問です。

簡単に言えば、機械的な接点（接触機構）ではない信号の出し方（出力）・・・となります。 制御機器なので、ONかOFFかで信号の受け渡しをするわけですが、昔は、このON/OFF信号に電磁式リレーの接点（電磁石などを用いて機械的に内部の接触子を接触させるか、させないか）を用いるしかありませんでした。 昨今、半導体による信号の受け渡しが主流になり、上記の様な機械的な接触機構による開閉接点ではなく、電圧や電流で制御信号を渡す（出力する）ものを無接点出力と呼ぶようになりました。 接点出力：短絡・開放の状態によりON/OFFを伝達する。 無接点出力：電圧の有無、或いは電流出力の有無でON/OFFを伝達する。 使い分けとしては、その出力で何を制御するのか？・・・に依ります。 大型の電磁リレー等を駆動するのであれば接点出力の方が有利になりますし、半導体等を制御する、或いは、同社の別の制御機器を駆動するなら、無接点出力の方が有利になったりします。