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ビル清掃

ビル清掃

ビル清掃になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。他の職業からの転職や主婦の再就職など、中途採用もある。正社員として入社した場合は、経験を積んで現場責任者になると、作業計画や人員配置計画を立てる仕事も行う。関連する資格として、厚生労働省が認定する技能検定の「ビルクリーニング技能士」の資格があり、資格を取得すると技術の証明として評価される。「ビルクリーニング技能士」の1級は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」にもとづく建築物清掃業の事業登録を行う場合、清掃作業監督者になるために必要な資格である。

建材・洗剤の知識や、機械や洗剤・床維持剤の使い方などの作業方法について習得する必要がある。顧客の事務所や店舗で作業をするため、顧客の信頼を得ることが重要である。きれい好きで几帳面な人、共同作業が多いことからチームワークで仕事ができる人が向いている。

仕事内容

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オフィスビルをはじめ、店舗、学校、病院など、様々な建物の清掃を行う。ビル清掃には、大きく分けて室外清掃と室内清掃がある。室外清掃では外壁や窓ガラス、屋上、玄関などビルの外側の清掃を行う。室内清掃では、床、壁や天井、ドア・ガラス、照明器具や吸排気口、トイレや湯沸かし室などの清掃とゴミの回収を行う。

室内清掃のうち床の清掃については、建材に合わせた清掃方法で行う。塩化ビニールタイルなどの弾性床材の床では、日常的にはダストモップや自在ぼうきなどでちりやほこりを取り除く作業を行い、定期的には床に付着した汚れをモップで拭き取った上で、汚れや傷みから建材を守るためにワックスがけを行う。カーペットの床では、掃除機でほこりを取り除き、必要に応じてしみ抜きや洗浄を行う。

トイレや洗面室など汚れやすい箇所は、1日に数回見回って念入りに清掃し、トイレットペーパーなどを補充する。事務所や店舗など昼間使用される場所では、夜間や早朝にゴミの回収や清掃を行う。毎日行う日常清掃では、毎日頻繁に使用され、汚れの激しい場所の清掃を行い、1週間から1ヶ月に一回行う定期清掃では、汚れの少ない場所や日常清掃で十分にできない場所の念入りな清掃、損傷部分の補修、内装材の保護処理などを行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 ダストモップ、自在ぼうき

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働き方の特徴

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総合ビル管理会社や専門のビル清掃会社に雇用されて働くのが一般的で、契約先の建物で清掃を行う。パートタイマーが多く、学生アルバイトもいるが、就業者は中高年齢者と女性の割合が大きい。高所作業などのある屋外清掃では男性が多く、パートタイマーでは女性が多い。なお、パートタイマーの場合の就業時間は3~4時間程度の短時間勤務で、週に3~4日程度の出勤となることが多い。他の仕事からの転職者も多く、入職・離職が多いという特徴がある。

賃金形態は、正社員は月給制、パートタイマーやアルバイトは日給制又は時間給制の場合が多い。契約先の営業時間外に清掃をしなければならない施設もあり、早朝や夜間に作業を行う場合もある。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    818,170

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    164時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    265.1万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    53.5

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    18.9万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    1.03

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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