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積卸作業員

積卸作業員

積卸作業員になるには

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入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、自動車運転免許、フォークリフトの運転、玉掛作業者、クレーンの運転免許などの資格等を取得していれば有利である。運送会社や倉庫会社に採用されて、職場に配属される。欠員募集などの採用も行われており、入職する機会は多いといえる。

職場では、班長などの職場管理者による指導、教育訓練を受けて、経験を積む。荷役機械の運転免許や資格の講習を受けるなどして技能技術を向上させ、現場責任者や管理職となる道もある。倉庫における火災の防止その他の倉庫の管理に関する業務に携わる「倉庫管理主任者」や積卸し作業の安全を確保するため、積卸し作業を直接指揮する「積卸し作業の作業指揮者」、倉庫、上屋又は土場に積み重ねられた荷の積み重ね、持ち出しを直接指導する「はい作業主任者」等、倉庫の適切な管理に必要な資格も多い。
荷物が壊れたり、紛失したりすることがないように、責任感や注意力、記憶力及び空間把握に関する能力などが求められる。

仕事内容

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荷物を輸送する場合に、トラック、コンテナなどへの積み込み・取り卸し、倉庫への入庫・出庫などの荷役作業を行う。荷役作業は作業指揮者のもとで行われ、作業点呼の後にグループ単位で作業を行う。トラックターミナルやコンテナターミナルなどにおいては、まず、伝票と照合して、荷物の数量や行き先などを確認する。所定の行き先のトラックやコンテナなどに、フォークリフトやコンベアなどの荷役機械を使用して、パレットやロールボックスなどにまとめた荷物を積み込む。小型の荷物の場合には、手作業で積み込むこともある。また、荷物を積んだトラックなどが到着した場合には、逆の手順でトラックから荷物を取り卸す。

倉庫などにおいては、伝票にしたがって、保管されている荷物をフォークリフトなどで取り出し、トラックなどに積み込む出庫作業を行う。このときに、行き先ごとに荷物を仕分けする作業や荷物をそろえる作業をすることもある。また、逆の手順で、倉庫に荷物をしまう入庫作業を行う。

◇ よく使う道具、機材、情報技術等
 トラック、自動車、クレーン、フォークリフト、パレット、ロールボックス、コンテナ、作業中の護身用品(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

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働き方の特徴

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荷役作業は物流に欠かせない作業のため、全国の工場、倉庫、物流ターミナル、配送センターなどで積み卸し作業が行われている。就業者の多くは男性である。賃金、労働時間等労働条件は就業先の規定により異なるが、トラックターミナルなどでは、荷物の発着が夜間や早朝に集中するため、交替制や時差勤務を行っている。勤務シフトを組んで仕事をするため、土日が休みになるとは限らない。一般の倉庫などでは、夜間や早朝の仕事は少なく、通常の業務時間内で作業をすることが多い。
物流が増えている一方で人手不足も進んでおり、生産性やサービスの向上のため、機械化、自動化、省力化により物流システムの変革が図られている。

年収などの統計データ

  • 就業者数

    226,480

    (出典:平成27年国勢調査)

  • 労働時間

    166時間

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 賃金(年収)

    380.1万円

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 年齢

    44.7

    (出典:令和3年賃金構造基本統計調査)

  • 求人賃金(月額)※1

    22.4万円

    (令和3年度)

  • 有効求人倍率※2

    5.45

    (令和3年度)

  • ※1 ハローワークの無期フルタイム求人の賃金欄の中間値の平均(実数値)
  • ※2 ハローワークの「無期又は4ヶ月以上の雇用期間のあるフルタイム」の求人数を同条件を希望する求職者数で除したもの(実数値)

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