JR北海道、東大卒56歳エリート社長の落とし穴 相次ぐ事故で頭を下げ続け… 2013.09.26 計267カ所でレール異常の放置が明らかになったJR北海道。経営トップとして事態の収束を図る野島誠社長(56)は同社で17年ぶりとなる技術畑出身の社長として期待されながら、今年6月の就任以降、脱線など相次ぐ事故で頭を下げ続けている。国鉄分割民営化後の早い段階から「将来の社長」と注目されたホープは、この難局をどう乗り切るつもりなのか。 「お客さまにご迷惑をおかけし、おわびしたい」。野島氏は22日の会見で深々と頭を下げた。 国鉄時代から野島氏を知るJR関係者が語る。 「大学で土木工学を学んだ知識を生かし、線路の敷設や保守管理で活躍していた。特に気温などの環境で大きく変化するレールの状態に詳しく、『レールのスペシャリスト』という印象が強い。それだけに、レールの異常を200カ所超で放置してきた問題には非常に驚いた」 野島氏は1956年生まれ、横浜市出身。79年、東京大工学部を卒業後に国鉄へ入社した。東北新幹線など最新技術を導入した大規模工事の進行に影響を受け、国鉄入りへの気持ちを強くしたという。 87年の国鉄分割民営化でJR北海道に配属された。「国鉄時代、北海道赴任中に奥さんと知り合った。そんな縁もあってJR北の配属になったのだろう」(知人)。JR北でも技術畑を歩んだが、働きぶりが評価された90年、投資計画室への異動が転機に。その後は財務課長、経営企画部長、財務部長など会社経営の根幹に関わり、「人の話をよく聞くタイプ。早い段階から将来の社長と目されていた」(同)との証言がある。 常務を経て昨年、専務に。今年6月、満を持して社長に就任した。 前任の小池明夫現会長は、2011年9月に中島尚俊社長(当時)が急逝したのを受けて再登板していたため、リリーフ色が濃かった。期待の本格派トップで、JR北としては17年ぶりに誕生した技術畑出身の社長。野島氏は就任時、事故やトラブルを受けて「現場の技術継承」を課題に挙げ、「若手の採用増や退職者の再雇用を進め、社員を育てやすい環境をつくる」と意気込んでいた。 ところが、就任直後の7月、特急列車の出火トラブルが続発。そして今月、貨物列車の脱線事故をきっかけに、計267カ所でレールの異常を放置していた実態が明らかになった。 企業の危機管理に詳しい広報PR・危機対応コンサ
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