解決済み
簿記2級ということですので、あまり理論的な話ではなく、直感的に分かるようお話しします。 一旦問題の前提を忘れて、「当期」に「収益」が計上された場合を考えてみてください。 収益は(費用がなければ)そのまま利益となります。そして利益は当期末にBSの利益剰余金となります。仕訳で示せば、当期純利益×××/利益剰余金×××です。 では当期に費用のみが発生していた場合はどうでしょうか。利益剰余金×××/当期純損失×××となります。 以上が「費用」が「利益剰余金」の「減少」につながるプロセスです。 別の言い方をすれば、費用による損失を翌期以降に繰り越すため、利益の留保である利益剰余金が減少するのです。 次に、費用が前期に発生していた場合を考えましょう。簡便的に考えるために、収益が存在しなかったとします。 前期末に切られる仕訳は ①のれん償却費×××/のれん××× ②利益剰余金×××/当期純損失×××(←のれん償却費によるもの) です。 前期ののれん償却費が結果的に利益剰余金の減少につながっています。 このように、前期末(=当期首)の費用計上は、利益剰余金の減少になります。
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