現在就職活動中の2016年卒の学生です。 日立製作所について企業研究を行っていたのですが、その中の「インフラシステム社」の事業内容がうまく掴めません。 公式ホームページを見ると 「電力・鉄道・上下水道・道路などの社会分野、鉄鋼・化学・自動車などの産業分野における、情報と制御を核としたシステムインテグレーター」 と書いてありますが、日立製作所には「電力システム社」や「情報通信システム社」、「鉄道システム社」というカンパニー?があり、事業内容の違いが全く掴めません。 「インフラシステム社」はどのような事業分野を扱い、それは他のカンパニーとどこが違い、またこれからどのような方向に進んでいくのでしょうか。 出来れば内部の詳しい方にお答え頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
内部に詳しくなくても簡単な話です。その社の説明を引用します。 『インフラシステム社は、社会・産業インフラのコンポーネント、EPC(Engineering, Procurement and Construction)、情報・制御システムまでのトータルソリューションをワンストップで提供するために生まれました。』 鉄道インフラ、電力インフラ、ITインフラと、様々な会社を持つ日立グループですが、さまざまなインフラを横断的に網羅するような事業の場合、事業者は鉄道、電力、IT、と分けて、それぞれの会社に発注を掛け、進捗管理をしなければなりません。 「ワンストップで提供」とありますよね。つまり、分野ごとに発注を掛けて進捗管理をしなければならないところを、一括して投げることができますよ、と言うことです。多分やにわたって事業を展開している日立ならではの強みです。 これからどこに進んでいくかは、インフラシステム社として考えるのではなく、日立グループとして考えるべきではないでしょうか。つまり、日立グループとしてどのような事業展開を考えているのかこそが重要と言うことです。事業の構造が変わればインフラシステム社が別の事業体に変わるかも知れませんが、日立はなくならないのですから。
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