SierからWeb系に転職したのよくわかりません。 Sierはビジネスの形態、web系は仕事の種類なのに、Sierから…

Question

SierからWeb系に転職したのよくわかりません。
Sierはビジネスの形態、web系は仕事の種類なのに、Sierからweb系に転職したとかいうのをよく聞くのですが全く意味が分かりません。この場合のWeb系とはいったいどういう意味なのですか？
自分が思っている言葉の定義は下にあります。

SIerとは、システムインテグレーション（SI）を行う業者のことである。SIに「～する人」という接尾辞「-er」を付けてできた造語である。

システムインテグレーションとは、システムを構築する際に、ユーザーの業務を把握・分析し、ユーザーの課題を解決するようなシステムの企画、構築、運用サポートなどの業務をすべて請け負うことである。これらを行う業者がSIerである。

SEとも似ているが、SIerは、コンサルティングを中心とした業務がメインであるのに対し、SEは、技術を中心とした業務がメインである。ただし、中小規模の企業になると、SIerと同じような業務をすべてSEが行っている場合もあるため、明確な定義はしにくい。

Web系は、「HTTP（WebブラウザとWebサーバの間でHTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコル）で接続し合うシステム」のことで、オープン系は「ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステム」のことを指します。

Answer 1

Web業界の事ではないでしょうか。
Web系に特化した業界を略してWeb系と言っているだけです。

Web業界（Web系）と、IT業界（Sier）とは似て非なる業界です。

Web業界は、営業色が強く、また、個人経営者が多いのが特徴です。
ちなみにWeb業界に転職して見ようと数社面接を受けた事もありますが、比較的、技術能力より営業能力を問われました。
ある会社などは、営業色が強すぎて技術者が逃げ出してしまった会社もありました。

対して、Sierは、技術者集団の会社となり、プログラマーや、サーバエンジニア、ネットワークエンジニアなど様々な技術者がいて、会社を形成しています。
会社によっては、プログラマーを集めたプログラム開発会社や、サーバエンジニア、ネットワークエンジニアを集めた、インフラ系の会社など多岐にわたります。

もちろん、Web業界の中にもSIer的な会社も少しばかりありますが、少数精鋭で経営されていたりします。

ちなみに、Web業界とIT業界では、職種も違います。

Web業界では、webディレクター（つまりプロジェクトマネージャー）、Webコーダー（つまりプログラマー）、webデザイナー等の職種があります。
※営業職がある場合もあるが、webディレクターが兼務していたりする場合もある。

IT業界では、営業（コンサル）、プロジェクトマネージャー、プログラマー、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニア、システム運用エンジニア等の職種があります。

ちなみに、SEは、和製英語で、ただ単にシステムに携わる技術者と言う総称です。
なので、最近は、SEとはあまり使わず、明確に、〜エンジニアと細分化して表記している会社が多くなりました。
ただし大手Sierですと、紙面上でプログラム設計だけをする人達がいて、その人達をSEと言う職種で呼んでいる場合もあります。
大抵の会社は、プログラマー兼SE、サーバエンジニア兼SEとして、設計書も書き、プログラミングやサーバ構築をして案件をまわしてます。

さらに、男性の服装も、Web業界は、自由な服装で良い会社が多いのに対して、IT業界（Sier）は、スーツ着用が必須の会社がほとんどです。

扱うシステムは、IT業界（Sier）であればオープン系システムもあれば、Web系システムもあります。ただしSierは画面デザイナーがほとんどいない為、プログラマーやSE等が画面デザインをします。その為、比較的システムチックな画面デザインになる事が多いです。