国家公務員の年収、入るための試験？、大卒と高卒の違いを教えてください！

Question

国家公務員の年収、入るための試験？、大卒と高卒の違いを教えてください！

補足

あと難易度も教えてください！

Answer 1

国家公務員の年収は決してよくありません。
現在のところで大卒の初任給が月収20万円～21万円程度。年収で300万円くらい。
このままの状態で40歳くらいまで勤めて年収700万円～800万円といったところでしょうか。
これはずっとヒラの場合ですが。
出世して部長や局長クラスになるともう少し上積みされるでしょう。

公務員の給与は景気に左右されます。
給与を決める人事院が世間一般の企業に連動して上下させる、と宣言していますので企業の給与が下がると公務員の給与も下がり調子になり景気がよくなり企業の業績が上がり給与が上がると公務員の給与も上げられる傾向にあります。
今は景気がいいほうです。
メディアでは色々と批判もありますが、企業の業績は良好で有効求人倍率も高く給与も上昇しています。そのため公務員の給与も低くありません。
そして肝心なことは。
「景気がいい今の世間の状況でこの程度の給料」ということです。
日本の景気がいいのは2020年のオリンピックまでだろうと予想されています。それ以降は景気が悪化し企業の業績も落ち給与も下がるでしょう。公務員の給与も下がると予想されます。
あなたがもし公務員になるとしたらその頃には景気は最悪なんじゃないでしょうか。給与は期待できないでしょう。

公務員になるためには国家公務員試験を受験して合格しなければなりません。
一般職と総合職の試験があり、総合職のほうが出世コースに乗れます。偉くなり給与も上がりやすいということです。その代わり総合職は激務と言われています。
ブラック企業なみのキツさで最終電車で帰れればマシなほう。庁舎に泊り込んで徹夜で仕事をする日もあるようです。
一般職は給与は上がりにくいですが仕事はキツくありません。午後五時過ぎに家に帰れるのが一般職。残業があっても午後八時までは残らないでしょう。
めちゃくちゃ仕事がキツくて出世してそこそこの高給か、まったりのんびり働いて給与が安いか、のどちらかです。
一般職で入るなら、高卒で受験するのも十分にありです。
初任給は違いますし出世はできませんが、「大卒より4年先に働き始めている」というところがポイント。公務員は年功序列制で長く働いていたほうが給料が上がるのです。同じ一般職でヒラなら大卒より4年長く働くのですから給与はあまり変わらなくなってきます。

難易度は総合職は非常に難しい。一流大学卒でも余裕で落ちますし十分に対策を立てて予備校に通いしっかり勉強しなければ合格できません。
一般職の難易度はセンター試験程度。高卒でも学校の勉強をきっちりとしていれば合格します。
一般的に公務員試験は若い方が有利です。面接試験で年齢が考慮されます。高卒でもすぐに受験するなら十分に合格のチャンスはありますし、大卒でも卒業後何年もたっていると合格しにくくなります。20代後半になるとほぼ絶望的と考えていいんじゃないでしょうか。

厳しくキツい総合職でバリバリ働いて出世を目指すか、一般職でゆったり働いて給料安めか。
価値観しだいです。受験するなら早いほうがいいでしょう。

Answer 2

国家公務員には主に総合職と一般職があり、どちらかによって全く異なります。

年収は年次・役職が上がれば上がります。スタートは400万くらいだと記憶。総合職は出世が早く残業が多いので、その分上がっていきます。激務ですが。

入るための試験としては以下のようなものがあります。筆記試験に合格しても官庁訪問で内定をもらえなければ入れません。
①筆記試験
教養試験 : 文章読解(国語/英語の問題)・数的処理(数学/パズル的問題)・知識(理科/社会の問題)
専門試験:あなたの専攻の問題
②面接等
人事院による面接、グループディスカッション、政策論文等(受験区分によって異なる)
③官庁訪問
行きたい省庁の職員による面接

高卒についてはよく知りません。

難易度に関しては、
・総合職:筆記は公務員試験最難関であり、難関大の学生でも対策が必要。また、それに合格しても官庁訪問で内定をもらえるのは一部のみであり、採用はかなり難しい。
・一般職:筆記試験は地方上級試験程度で、偏差値の高くない大学から合格してる人も多い。官庁訪問まで辿り着けば大抵は内定をもらえるので、採用はそれほど難しくない。