アニメーターの月給が安いのは、業務委託であり、かつ、能力制だからです

Question

か？
逆にいうと、能力が高い人は稼いでいますか？

Answer 1

能力給と言われれば近いですが、そうでない部分もありますね。
動画なんかはどんなに頑張っても出来高システムなので稼げません。

原画になるとそうですね。
安定した上がりとスピードがある人が喜ばれます。

でも稼げるってどの程度だと思いますか？
動画は月収2～10万。

一般的な原画マンだと月収10万～20万でとても高いとは言えません。結婚や子供を持つことを考えると無理だし、下手したら自立も難しいですね。

作監や総作監になっても月収20万～30万。
ボーナスがあるわけでは無いので、平均的なサラリーマンより低い位です。
年収300万以下は低所得層です。
結婚をしても子供を持つことを考えたら共働き必須。それでも二人目三人目は難しいです。

キャラクターデザインは月収40万～80万。ここでやっと平均的なサラリーマンより上になれます。

稼げるって言ってもそこまで突出して稼いでる人は少ないですよ。
多い人で年収一千万とか居るそうですが、アニメーターだけでそれだけ稼げる人はごくごくわずかです。

Answer 2

業務委託制も、能力給制も、
どちらもアニメーターの賃金の安さのとは直接的には関係ありません。

アニメの製作者・出資者サイドが、
アニメの根幹である「画」を軽視し、画づくりに関わるコストを不必要だと認識しているのが、原因です。

また、そうやって作られた、
明らかに「お客さんを舐めている」作品を、
消費者が買い支えている事も、大きな理由の一つです。

Answer 3

単純にアニメを作る予算が少ないからですよ。
予算が少ない中で分配していくと、必然的にアニメーターに支払う額も少ない
その割にはアニメーターにかかる労力は上がる一方