近年は景気が回復していることもあり、自衛隊は募集難の状態となっていますので、5年以上前と比較すると倍率は下がっている傾向です。 しかし、防衛白書の採用数実績を見ると、曹候補生に関しては陸海空によって大きな差があります。 男子は陸海は3〜5倍程度でかなり採用されやすい状況であるなか、空自は7〜10倍前後を維持しています。 逆に女子は陸海が10倍〜30倍という難関な状況ですが、空自は5倍前後となっています。 これは陸海が女性の採用数が少数であるためです。空に関しては数年前から男女の採用数を分けずに一律、成績順で採用しているため、男女全体の競争となり、統計的に採用数が1:1に近い傾向にあります。 結論を言うと、陸海は男性は入りやすい傾向ですが、女性は難しい。 空は男女の採用数に振り分けがないため、男性は難しいですが、女子は入りやすくなったといえます
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