具体的にどの工芸品に魅せられたということでなく、なんとなく、伝統工芸を職にしたいということでしょうか? 伝統工芸で何も技能を身につけないで、素人のまま受け入れる求人は 清掃や荷物運びなど職人たちの補助の使いまわし業務。 あと、「高卒で献身をして、やる気をもって師匠に弟子入りすべき」は間違い(こんなことを言っているのは中高生か、普通の大学にも行っていない、ニートの戯言。) もはや、あらゆる化学的な材料、生産設備が進歩していて、ホームセンターに機能性の高いものが売られて、すそ野の日用品の需要がなくなっている今 生き残っているのは、文化財の調度や作法や伝統芸能での着物や道具という 高級品のみ 本当の技量をもとめられるそれらは、すべて高卒か大卒を対象とした専門職の学校があります 染織の世界は、業界が狭まり、また設備がいるので、業界で人材を育てるので 学校は一部の例外(大学での染織など)を除いてはないです 京都や瀬戸、美濃、佐賀などに陶芸専門の養成機関、伝統工芸専門大学など 金沢に漆器やガラス細工 東京にもガラス細工など あと美術系大学にいろいろな伝統工芸の専門科があったりもします 最後の美術系大学に行かない限り、自分がその製品を自分の名をもって、作家の作品として世に出すことはできません。 あくまでも、自分はそのブランドの職員の一員(歯車の一員) 自分がその品の作者だって名乗ることはまずできません それこそ、本家本元の親方や先輩からの恩をあだで返すとんでもない行為 でも、皆そういった学校に行く人は、その工芸品に惹かれて(つまり自分が携わる工芸品を入学前になって選ぶという受け身ではないということ!)、その業界に携われる、こと、その勤め先の一員として自分の工程を卓越して仕上げることのできる、チームワークの一員になれることを謙虚に思って、すでに行動をしているわけです ずぶの素人の自分が独立して、ばりばり、業界に打ってデビューしようなどスタンドプレーなど夢にも思っていません。 皆、ひとつのものを作り上げるために、自分がその一工程を責任もって果たし、それが仲間内で認められる。そんな気持ちなのですね、、 あと補助金を得て、給与の補填を得て業界に就職するという制度もあるのですが、そういった専門学校卒 の中で、選考を経てということなので、くれぐれも幻想を描かないように。 あと後継者がいないので、そのものがなくなるので業界を救う弟子入りは大歓迎は大間違い。 零細でほそぼそと内職的に仕事をしている親方は、もはや子供はちゃんと就職して別に給料を稼いでいる状態。 最低賃金でも、弟子に払うなら、たちまち自分の収入を年間200万円へらすことになるのです。 しかも先の学校を出ていなければ、売り物にならないものばかりをしかできない、素人を雇いようもありません。
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