誰に評価されているか?ではないでしょうか。 料理評論家、フードアナリスト、テレビ関係者。この辺りに評価されているとメディア露出が多くなる傾向があります。結果としてミシュラン(あれって日本だと実はぐるなびですし)にも載りやすいですし。 それなりに顔が良くて(職人っぽいウケる顔)、喋りが達者、あと女性の料理人とか、急な取材も受けてくれる・・・メディアが使いやすいってだけですよ。 もちろんそういった料理人はセンスがある方だとは思いますけど、同業から見て本当に凄い人は少ないです。 本当に凄いな!って思う人は普通です。普通が凄いのでわかりにくく、受け手にそれなりの素養と造詣がないとわからない。芸術と同じ感覚です。普通に豆腐とわかめの味噌汁を作るだけでも食べてみると全然違う。目に見えない些細な積み重ねで料理はできていますから。 表に出ない凄い料理人は実は結構います。それこそミシュランの星付きなんて目じゃないほど美味しいを生み出せるような。顧客もほんの一握りの超お金持ちとかだけど一般的に知られていないとかありますし。 僕なんて超無名ですけど、実は日本有数の経営者のお抱え専属料理人。僕が出来る事もいたって普通。でも誰にも負けないように深く掘り下げて味を作り上げています。見えない物にこそ真価が問われる。そういう究極の普通を評価いただいて今の地位だと自分は思っています。 質問者様の 「現実のYouTubeに出ているようなシェフを見てもそんな要素はないように思いました」 それであっていると思いますよ。百聞は一見にしかず。料理の答えは目の前の皿の上だけにあります。目の前に出された一皿で質問者様が独断と偏見で評価していけばいいと思います。自分自身のつけた評価以外は何の意味もないですし。 自身にとって本当に心が揺れる一皿に出会える事を祈っています。そうするとまた面白くなってきますよ!
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