2級土木施工管理技士の実務経験技術の安全・工程対策について書いて見ました。添削の方、宜しくお願い致します。 安全 …

Question

2級土木施工管理技士の実務経験技術の安全・工程対策について書いて見ました。添削の方、宜しくお願い致します。

安全
・技術的課題・本工事は〇〇に伴い、施工ヤードとして仮桟橋を設置した。その際、桟橋支持杭の打込みが本工事区間に隣接する⬜︎⬜︎線の橋脚4基の影響範囲となることから、影響を与えることが危惧された。
工事施工に際して△△鉄道と発注者及び当社を交えて近接施工協議を行った。近接施工の課題として、仮桟橋の施工に使用する100tクローラークレーンのブーム可動範囲と桟橋支持杭の打込み施工時に橋脚4基の挙動に対する安全対策が必要となった。
・検討項目・理由・検討内容・
仮桟橋の施工で使用する100tクローラークレーンの作業範囲や設置する桟橋と⬜︎⬜︎線の橋脚までの離隔などを現地調査し、図面作成を行い近接影響範囲を把握できた。
その結果に基づいて再度近接施工協議を行い、ブーム可動範囲を一定に定め、クレーンの施工方向を⬜︎⬜︎線側では行わない。また万が一、クレーンのブームが接近した際の対策も検討課題となった。挙動の検討課題としては、桟橋支持杭の打込み施工時における⬜︎⬜︎線や周辺地盤の対策は変位観測は実施した。
・対応処理・
クレーンの作業時には、防潮堤両岸にセンサーを設置して結界を張り、そのラインにブームが侵入すると、オペレーター室と桟橋上の警報ブザーと回転灯が発動するよう仕掛け、重機による被害を抑止できた。計測はトータルステーションで行い、橋脚4基の鉛直・水平方向の変位を作業開始1ヶ月前より1回/日実施した。自然変位や温度変化による潜在的変位量を把握し、作業中は2回/日の変位計測を実施し、挙動変状を速やかに捉え、被害発生を抑止できた。

工程
・技術的課題・
本工事は〇〇に伴い、施工ヤードとして仮桟橋を設置し、防潮堤補強として鋼矢板圧入・地盤改良を行うものである。
仮桟橋の支持杭打設する際、当初設計ではバイブロハンマ打設工法にてＨ鋼杭を施工する工法であったが、施工した際、公共施設や近隣住民から騒音・振動に対する苦情が発生した。そのため、工事を一時中断し、発注者と協議行い、設計の見直し・変更を行い、騒音・振動を抑制できる工法の選定と工期を遵守することが課題となった。
・検討項目・理由・検討内容・
発注者・担当協力業者と協議を行った結果、施工機械が軽量かつ小型のボーリングマシンを使用し、Ｈ鋼杭を打設・建込みができ、騒音・振動に対して非常に少ない大口径ボーリング工法を選定した。
工期短縮に関して以下の検討を行った。
①1施工箇所に付き3日間かかるため40施工箇所で120日間かかると予想された。そこで、工程表層を再度作成し直し、発注者に提出・検討した結果、作業員の増員が可能となり作業体制の見直しを行った。
②搬入されたＨ鋼杭を必要な場所に効率よく運搬するための対策を検討した。
・対応処理・
①見直しの結果、作業員を増員し、2班に分けることで、作業日数を半分にすることができた。さらにボーリングマシンを設置する架設架台を連結することでレール架台とし、ボーリングマシンを吊ることなく作業を進めることで1施工箇所に付き2日にすることができた。
②Ｈ鋼杭に印を付け、図面に表記されている場所の近くに置くことで作業の効率化を図ることができた。
以上の結果、工事全体の工期短縮を図ることができた。

Answer 1

言いたいことは伝わりますが、文章として分かりにくい部分があると思います。

安全管理
≫⬜︎線の橋脚4基の影響範囲となることから、影響を与えることが危惧された。

具体的にどういう危険が危惧されたのでしょうか？
橋脚の沈下が危惧された？
ブームが接触することで、橋脚の変位が危惧された？

その結果、検討項目として、
ブームの稼働範囲、橋脚の挙動の監視を検討したということと思いますので、
課題、検討項目、対処の分けをもう少し分かりやすくすると良いと思いました。

工程管理の検討の部分で、
工法を変更したことで、
◯◯日施工日数が延びることがわかり、工期短縮の必要が生じた。

もしくは、近隣住民への影響を最小限とするため、工期短縮を検討した。

というようなストーリーが分かりやすいと思いました。

また、最後の総括で具体的に何日短縮したのか記載すると良いと思います。

全体的な内容は問題ないと思います。