解決済み
イタリアの劇場は シーズン制で 日本の新国立劇場と同じスタイルです。 レパートリー制の劇場のように毎日違った演目を 上演するわけではありません。 そのために歌手もフリーランス的要素が高く 1つの演目をプロダクション契約する場合がほとんどです。 専属歌手と呼ばれても特別な意味はありません。 契約も イタリア人 EU内人 その他の外国人 その区別があります。 シーズン制プロダクションで 端役・・・ これであればその回数×ギャラで十分な生活はできません。 シーズン制では回数が少ないので端役なら少額でしょう。 そんな人達は自分のホームの劇場で歌っても 出稼ぎに他の劇場に行きます。 イタリアから近隣の小劇場だったり 夏の暇な時期に出稼ぎします。 先生業で収入を補うなんて人は稀でしょう。 端役であってもいつかチャンスが訪れ大きな役 そして主役になれば一気に生活は楽になるでしょう。 ドイツの場合は専属契約が主です。 端役も合唱団員でも収入はある程度保証されるでしょう。 年に60~80回くらいは歌うチャンスがあります。 契約回数は義務でしょう。 端役なら平社員の給料のような感じ 役が大きくなると 課長 部長 出世に従い給料もあがります。 歌手年金も一定契約期間が過ぎればもらえますので 安定性はあるでしょう。 イタリアの1級劇場で スーパースターが歌えば 一晩で300万円以上は ギャラが支払われるのではないですか? イタリアでは1幕終了後にギャラが支払われる慣習が ありましたが 今は違っているかも知れませんね・・・。
イタリアではそれは難しいでしょう。あの国は経済が破綻状態で、どの劇場も経営は火の車です。 ドイツ語圏では充分可能です。
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