現在の平均的警察官の定年退職時の階級は「警部補」。警部で卒業できれば、「いい警察官人生だった」と言える。警視以上だと、定年退職してからも「元警察幹部」とされる。 《1類》とは例えば「警視庁」など大規模警察本部が「大卒者」を対象に募集する採用枠。警察の階級は、高卒だと巡査(+巡査長)経験が4年必要な「巡査部長昇任試験」が、大卒だと2年に短縮される。「警部補昇任試験」も同様で、巡査部長経験が高卒だと4年、大卒だと2年必要。学歴による差はここまで。 つまり、学歴は階級にカンケイない。 大卒枠で合格しても、巡査部長で定年退職(かつては「巡査長」までがたくさんいた)する者もいるし、高卒枠で合格しても、田舎警察ではノンキャリの天井、警視正、大規模警察の場合、警視長まで上がる者もいる。 しかし、警視正から上は国の定員だ(扱いが国家公務員になる)から、実質「警視」が天井。 今の50代で、高卒で警視に上がってるのは、「国立大入試と併願した」層が中心。今のような奨学金制度が確立される前で、国立大に現役合格できなければ就職しなければならない家計の子弟が、都道府県警など公務員試験を受けてた。 そして、大卒でも底辺大出身者は、頭脳に問題があるから昇任試験に受からない。かつてはそういう連中を無試験の「巡査長」に上げていたが、民間企業との給与差を解消するため、現在は特例で定年退職前に「巡査部長」まで上げる。ヨカッタな。
3人が参考になると回答しました
警部は約25万人いる警察官中6%ほどしかいません。 ノンキャリは、大卒も高卒も、定年時は大半が警部補又は巡査部長です。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る