え、仕事の範囲から逸脱した指示でも、部下は断りづらいケースが多いですよね?正当な仕事上の指示ってどこまでとか明確に線引きすべきだと思いませんか? 上司からの指示って、ある意味間接的な圧力ではないでしょうか? 本人の意思とは別に指示に従わざる得ないケースって案外多くないですか? 今回例として挙げるこちらも一種の間接的な圧力ではないでしょうか? つい最近、以下のような記事を見つけました。 ============================================ https://datazoo.jp/tv/%E3%81%82%E3%81%95%E3%82%A4%E3%83%81/659207 遺伝子検査でお酒の強さもわかる! 武庫川女子大学では、アルコールの分解能力を測る遺伝子検査を実施している。結果はA~Eの5段階で表示する。この検査ではアルコールをアセトアルデヒドに分解する遺伝子と、アセトアルデヒドを無害なものに変える遺伝子の2種類を検査する。寺門アナも遺伝子検査を受け、お酒に最も強いタイプというB型と判定された。 ============================================ この記事を見かけて唖然としました。こういう記事は、個人情報保護法に反しているのではないでしょうか? 不特定多数の人々が見れる記事に載せるべき事柄ではないと思います。 人の体質や遺伝情報は明らかに個人情報だと思います。 NHKも自社の職員(寺門亜衣子アナウンサー)を遺伝子検査の取材に行かせるのは問題ないと思いますが、寺門亜衣子アナウンサー体質を検査させて、その結果をテレビの全国波で流したり記事にするのは倫理的にどうかと思います。 個人情報の定義を調べたところ、こういう定義のようです。 「個人情報保護法」では、「個人情報」を次のように定義しています。 『生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述などによって特定の個人を識別できるもの(他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)、または個人識別符号が含まれるもの。』 NHKが寺門アナにテレビ放送で酒に強い体質という結果を全国波で流したのは個人情報法の違反になる可能性があるのではないでしょうか? DNAレベルでお酒の強さは決まっていて、このDNA情報も明白な個人情報(その他の記述などによって特定の個人を識別できるもの【他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができることとなるものを含む。】)に該当すると思います。 それをテレビの全国派で放送するのはとても怖いことだと思います。 平社員である寺門亜衣子アナウンサーがディレクターや局長から指示を受けた場合、断ることが事実上できない事案だと思いませんか? 寺門アナが仮に内心では、アルコールの分解能力を測る遺伝子検査の結果を公表したくない(知られたくない)としても、上司から結果をテレビで流してもいいかと聞かれた場合、なかなか嫌ですと言いづらい気がしますが、どう思いますか? テレビ東京に片渕茜アナウンサー(29歳)と言う女性アナウンサーがいます。 片渕さんは、テレビ東京が主催した「BEER MEET」というビールを飲みながら若手ビジネスパーソン向けのイベントで、ビール片手にしながら未来を語り合うという若手ビジネスパーソン向けの企画イベントのMCをしていましたが、片渕さんもMCを務めながらビールを飲んでいました。 また、美味しいビールの飲み方の紹介という特集で、片渕さんはビールを飲んでいました。 片渕さんはお酒に強い体質のためか、飲酒をしても全く顔が赤くなっていなかったです。 「BEER MEET」もビールの美味しい飲み方という特集も、両者とも片渕さんは仕事でお酒を飲んでいます。 しかし、片渕さんはお酒(ビールなど)を飲んでも全く顔色が変化していない(全く赤くならない体質)ことがテレビや動画を通して日本人の全員に知られてしまう結果にもなっています。 平社員である片渕茜アナウンサーがディレクターや局長からお酒を飲みながらMCをするという仕事をするようにという指示を受けた場合、寺門アナの事例と同じように、断ることが事実上できない事案だと思いませんか? それによって、片渕茜アナが酒に強い体質だと知られてしまうことは、不利益を被る気がします。 正当な仕事上の指示ってどこまでとか明確に線引きすべきだと思いませんか?
寺門アナがアルコール体質遺伝子検査を受け、結果をNHKの放送で公表した結果、視聴者に寺門アナが「酒に最も強い体質」という情報が晒されてしまったことになります。 これは大きな不利益が寺門アナが被ったと言えるのではないでしょうか? 片渕アナがアナウンサーの仕事としてビールなどを飲酒して、結果的に飲んでも全く顔に出ない(赤くならない)強い体質ということがテレビを通じて流れてしまったことは、大きな不利益が片渕アナが被ったと言えるのではないでしょうか? あくまでも今回は、寺門アナと片渕アナの例(お酒が強い体質ということがテレビを通じて不特定多数の視聴者に知られてしまった結果になった)を上げましたが、アナウンサーに限らずとも、会社の規模や大きさに関わらずに職場で上司から何か指示をされたら、部下は断りずらいケースは多いと思います。 例え、仕事の範囲から逸脱した指示でも、部下は断りづらいケースが多いはずです。 寺門アナと片渕アナの本心(お酒が強い体質ということを視聴者に知られたくなかったか否か)まではわかりませんが、仮に嫌な気持ちが内心にあった場合、明らかなパワハラ案件だと思いました。
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> 正当な仕事上の指示ってどこまでとか明確に線引きすべきだと思いませんか? はい、とっても思います
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