日本語教師養成講座と資格取得について。 日本語教師養成講座（ユーキャン）を受講して資格を取ろうか検討中ですが、日本…

Question

日本語教師養成講座と資格取得について。

日本語教師養成講座（ユーキャン）を受講して資格を取ろうか検討中ですが、日本語教師として勤務する予定は今のところありません。・学生の頃から漠然と取ってみたいと思っていた
・現在、運転免許含め持っている資格が完全にゼロの状態なので何か一つでも取得しておきたい
・もともと読書や日本語の美しさが好きで、資格を活かす職業に就かなくとも、勉強として面白かったり今後の役に立つかなと思った

という訳で検討中なのですが、時間がかかるのはもちろん費用も安くないですしこの程度の理由だと勿体ないでしょうか？

受講・資格取得経験のある方々に何でもいいのでご意見いただきたいです！

Answer 1

現役日本語教師です。

まず、ユーキャンの講座は日本語教育能力検定試験に合格するための参考書的なものです。

日本語教師として法務省認可の日本語学校で働くためには、
➀4大学卒
②以下のいずれか1つまたは複数
・日本語教育学を大学の専攻・副専攻として学んだ
・日本語教育能力検定試験合格
・420時間の養成講座修了
の資格が求められます。

つまり、日本語教師になるためのルートの1つとして「教育能力検定試験合格」があり、その勉強のための手段の1つとしてユーキャンがあるということになります。

ところが、日本語教育能力検定試験は非常に難関資格で、合格率は20％台に留まっています。ユーキャンを受講しただけで合格するのはかなり難しいと言えるでしょう。通信教育だけで合格を狙うならアルクのNAFLの方がお勧めです。

もちろん、今後国家資格として「公認日本語教員」資格が創設される流れになっていますが、この資格では試験合格と教壇実習が必須となっています。現役日本語教師については移行措置もありますので、今後は420時間の養成講座を受けておくのが（日本語教師として働きたい人には）お勧めということになります。

ところが、質問者さんは仕事にする気もなく、漠然と興味があるとのことですので、それならばNAFLどころかユーキャンもオーバースペックでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ヒューマンアカデミー編集の『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版』という分厚い本です。これで全貌を眺めることができます。
もっとも、この本一冊ですべての内容が網羅されているわけではなく、それぞれの項目についてさらに別の本に当たっていかないと検定試験にはまったく太刀打ちできませんが、概要をつかむには十分かとおもいます。
まずはこの本をじっくり読んでみてください。それで知的好奇心は満たせると思います。ユーキャンの1カ月分より安いですし。
その上で、本格的に検定合格までいきたいと思われたら、NAFLや420時間養成講座で学ばれることをお勧めします。もし本格的に学びたいと思ったとき、完全攻略ガイドは決して無駄になる本ではないので、その点でも安心できると思います。

日本語教育を学ぶということは、多文化共生について学ぶということになります。それはたとえ日本語教師にならなくても、人生を変えるかもしれません。

がんばってください。

Answer 2

＞日本語教師養成講座（ユーキャン）を受講して資格を取ろうか検討中ですが
あの試験はかなりの難易度です。残念ながら、ユーキャンのクソみたいな教材では受からないでしょう。

＞・現在、運転免許含め持っている資格が完全にゼロの状態なので何か一つでも取得しておきたい
ただ資格がほしいと思っているだけなら、危険物の乙４でも取りましょう。本屋で参考書買って、一ヶ月勉強すれば受かります。
もしくはフォークリフト。３万払えば誰でも取れます。

＞もともと読書や日本語の美しさが好きで、資格を活かす職業に就かなくとも、勉強として面白かったり今後の役に立つかなと思った
仕事で生かさないなら、今後の役に立つことはないでしょう。
仕事に生かすつもりがないのなら、図書館で日本語関係の本借りてきて読めば、ただです。無駄なお金を使う必要はありません