私は北京語を習える中国語教室を探していて、方言や癖のない標準語の先生に習いたいです。そしてある上海出身のおばさん先生がこ…

Question

私は北京語を習える中国語教室を探していて、方言や癖のない標準語の先生に習いたいです。そしてある上海出身のおばさん先生がこう言いました。私たちの学校の先生たちは北京出身じゃないけど、全員標準語が問題なく訛りなく話せるレベルで北京語を教えるので安心して下さい。訛りはありません。ちゃんと標準語のネイティブです。と。

本当でしょうか？例えば、日本でも東京に住んでいる地方出身者はほとんどの方が訛りを無くして標準語で話しています。それと同じと捉えていいものなのか？それとも中国の場合はそれと違ってやはり特徴的な訛りとかあるでしょうか？

個人差はもちろん承知していますので、一般論をご存じの方教えて下さい。

Answer 1

現在の中国人の６０～７０歳以下の人たちは、学校でしっかり標準語である普通話の教育を受けていますので大きな心配はありません。

上海人の話す普通話は一般的に訛りとは言えないレベルの「癖」はあると思います。これから中国語を学ぼうとする人にとっては、それを聞き分けることは難しいと思います。同様に他地域の人にはそれなりの癖があるはずですが大きな心配はありません。

台湾出身の人なら大陸出身の人に比べて、巻舌音の部分で若干差があるかもしれませんが、台湾でも大陸より早く標準語教育がなされているので同様に大きな心配はありません。

以下個人的な意見ですが、北京出身の人であっても同様に癖はあると断言できます。北京出身と自称していても実際は北京郊外の田舎出身だったりします。北京を含め北方出身の人は、実際には北方方言訛りがあるのに、自分の発音は正しいと思い込んでいて直そうとしない人がたくさんいます。

北京がなまじ首都であり北京官話を基礎とした普通話のため、特に努力をして直す必要など無いと考えているからです。

北京方言は、舌を巻き口に篭った発音をしますので、非常に聞きづらい言葉です。それを直そうともしないでテレビに出てるような俳優やタレントが一昔前は結構いました。最近はあまり見かけなくなりましたのでそういう人は確実に減ってきているとは思いますが。

というわけで、中国語をこれから学ぼうとする人に言いたいのが、北京出身だからと言って、決して全て正しい発音ではない、ということです。むしろ、自分の発音のどこが正しくないかを理解しているほかの地域の人の方が、正しい普通話発音を教えることができると言えます。

Answer 2

ちゃんとした標準語（普通語）は、黒竜江省のハルピンあたりの言葉で
北京語は方言ですから、発音がかなり違います。

北京弁の特徴では濁音が半濁音になる点などが上げられますが、日本人
が聞きやすいのは北京弁の方。台湾の方も北京弁です。
中国のＴＶのアナウンサーなどでも標準語を綺麗に話せる人は少なく、
北京弁訛りの人が多いですね。

昔からの東京の人は江戸弁でかなり訛りが強く、地方から出て来た人た
ちは標準語をベースにしつつ東北弁イントネーションが強い言葉を喋っ
ていますが、それでも標準語と受け止める訳ですから、北京弁であろう
が多少上海訛りがあろうが、そこまで気にしなくても良いのでは？

完璧な普通語を喋れる中国人は東北地方のごく一部だけで、それ以外の
地域では殆どいませんから逆に方言の方が良いかも。
私は上海語が喋れないので、上海の知人は北京弁訛りの中国語で話をし
てくれますが、コミュニケーションに全く問題無いですよ。

Answer 3

完璧な標準語の発音は、きちんと身につけた人だけができるもので、北京の人だから標準というわけではありません（北京の人も訛っている人は訛っています）。というわけで、すでに回答にもある通り、本当に「完璧な標準語」を求めるのであれば、普通話水平測試といった基準となるものを見るしかないと思います。

ですが、理解に支障のない「ほぼ訛りのない」「訛りの少ない」標準語なら、たくさんの人が普通に話せます。結局どこまでの完璧さを求めるかの話だと思います。上海の人も、多くの人がこの「理解に支障のない訛りの少ない標準語」を話すことができます。

Answer 4

原則として、今の若者は小さいごろから学校で共通語が叩き込まれたが。
やはり地域によって、どうしても訛があるケースもあります。
特に広州や福建のあたりは独特のなまりがあって、誰だって聞いたらわかるレベルです。
どうしても心配するなら普通话水平测试の資格を見せてと要求すればいいです。
一級乙等以上であれば、訛が全然ないといえます。
逆に三級以下であれば、訛っているといえます。
持ってないと言ったら、どうしようもないですね。