解決済み
簿記3級 減価償却についてです。 以下の問題で借方に減価償却費が出てくるのはなぜですか? =========平成21年11月1日に取得した備品(取得原価\240,000、残存価格ゼロ、耐用年数8年、定額法により償却、関節包により記帳)が不要になったので 平成25年5月31日に\80,000で売却し、代金については翌月末に受け取ることにした。 なお、決算日は12月31日とし、当期首から売却時点までの減価償却費は月割りで計算すること。 ========= <解答> (借方) 減価償却費累計額\95,000 減価償却費\12,500 未収入金\80,000 固定資産売却損\52,500 (貸方) 備品\240,000 自分は下記だと思ってしまいました。 (借方) 減価償却費累計額\107,500 未収入金\80,000 固定資産売却損\52,500 (貸方) 備品\240,000
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学習簿記では、「減価償却費/減価償却累計額」の仕訳は期末だけおこないます。 ただ、減価償却費は、本当は毎月発生しています。事務処理を簡単にするため期末だけにしているってことです。 もっとも、期中に除却や売却をするときは、毎月発生している減価償却費を計上する必要が出てきます。設問の解答がそうなっているのも、このためです。
>以下の問題で借方に減価償却費が出てくるのはなぜですか? 当期分の減価償却費は発生していて計上してないからです 期首1月から売却の5月までの5ヶ月経過していて発生してるので当期分の減価償却費は計上します 240,000÷8年=30,000(12ヶ月分) 30,000×5ヶ月/12ヶ月=12,500(5ヶ月分) 当期分の減価償却費 減価償却費12,500/減価償却費累計額12,500 期首までの減価償却累計額 耐用年数8年=96ヶ月 取得から期首までの経過月数 平成21年11月〜平成24年12月=38ヶ月 240,000×38ヶ月/96ヶ月=95,000 この95,000が帳簿にあるわけです なので売った時点で減価償却累計額は 95,000+12,500=107,500 なので売却時の仕訳は 減価償却累計額107,500/備品240,000 減価償却費12,500/減価償却累計額12,500 未収入金80,000 固定資産売却損52,500 減価償却累計額は貸借にあるので相殺して 減価償却累計額95,000/備品240,000 減価償却費12,500/ 未収入金80,000 固定資産売却損52,500 となります 減価償却費は当期使った分まだ計上してないので計上します 使った分固定資産は価値が減るので帳簿価額も 減っていきます その使った分の勘定が減価償却費で その計上した分が分かるようにと計上するのが 間接法で記入する減価償却累計額です 取得原価-期首減価償却累計額-当期減価償却費 =帳簿価額(現在価値) 減価償却累計額は売るなどしてその計上固定資産なくなったらそれに計上してきた減価償却累計額もなくします なので相殺とか言ってますけど 売却時までの発生分を計上したところで 結局帳簿からなくすわけですから計上しても意味ないんです あなたの回答だと 帳簿に減価償却累計額は貸方に95,000しかないのに借方に107,500計上したら 減価償却累計額が借方に12,500残るという おかしなことになりますし 当期分の減価償却費が計上されてないので駄目です 減価償却費 https://inuboki.com/3q-kouza/chapter4-2/
売却資産については売却期においても期首から売却時点まで事業に供用(使用)されているため、その期間に対する償却額は売却期の費用として計上するべきです。 ただ、質問のように単に減価償却累計額勘定の借方に107,500を記入するだけでは費用計上が行われていないので損益(費用)が適正に計上されてないことになります。 ◆基本的な処理の考え方 売却した期間分の償却額を費用計上するための処理として 減価償却費 12,500 / 減価償却累計額 12,500 という処理を行った結果、売却した備品に係る減価償却累計額の残高が107,500になりますが、これと売却の仕訳 減価償却累計額 107,500 / 備品 240,000 未収入金 80,000 固定資産売却損 52,500 を1つのまとめて借方と貸方の減価償却累計額を相殺すれば借方に期首減価償却累計額の95,000が残ることになります。
減価償却費累計額\95,000→昨年度末までの累計額 減価償却費\12,500→今年の減価償却費 だと思います。
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