司法予備試験について、司法予備試験はどういった人が合格するのでしょうか？例えば東大生でも予備試験に落ちる人は何十人(何百…

Question

司法予備試験について、司法予備試験はどういった人が合格するのでしょうか？例えば東大生でも予備試験に落ちる人は何十人(何百人？)もいますよね。その一方で日大レベルの大学や、法学部が全く強くない大学から予備試験に受かる人も毎年数人いますよね。これは何故なのでしょうか？後者の場合で予備試験に受かるには何が必要ですか？地頭でいうと確実に東大レベルの受験者の方が上ですし、そこまで関係ないですよね。だとすると、後者から予備試験に合格する為には1年次から予備校に通うとかが必要なのでしょうか？

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補足

在学中に予備試験に合格する場合です。

Answer 1

いくつかの理由がありそうです。
まず、東大生だから天才という訳ではなく、中学の頃から必死に勉強を続けた結果、東大に受かったという人が多数派だと思います。
そこで、中高と全く勉強せずに、高３の夏休みから、猛勉強を始めたのだが、日大しか受からなかった ような人だったら、単なる勉強時間の差でしかないので、素質は変わらないと言えます。

あとは、予備試験の試験内容の傾向に向き不向きがあるからでしょう。

予備試験や旧司法試験で、多くの人が挫折するのが論文試験であって、
この試験は、いくら勉強しても突破できない人は永久に無理なレベルなので、コツコツと真面目に勉強を続けてきた東大生でも太刀打ちできない人が大勢いる一方、この試験形式に得意な人が少数おり、そのような人が受かる試験だからだと思われます。

Answer 2

勉強をしたものが受かるとしか言いようがないですね。また、東大や日大等の学生が、大学受験時で能力が固定され、一生伸びないというのであれば、指摘の通り、東大生が落ちて日大生が受かるのはおかしいかもしれないですが、東大生でも勉強しなければ落ちますし、日大生でも必死に勉強すれば伸びることは伸びます。司法試験は天才発見コンテストではなく、誰かが受かることを想定した「試験」ですので、その対策をしたものが受かるわけです。

確かに東大の方が受かりやすいです。それはあなたが指摘するような「地頭」というのもあるでしょう。それ以外には、①東大生は周りに優秀な人（かつ司法試験を受験予定の人）がいる場合が多いので、切磋琢磨してスキルアップを狙いやすい。②大学受験の受験テクニック、勉強方法を応用できる（司法試験も大学受験も「試験」ですから対策には似通ったものがあります。そうするとより難易度の高い試験である東大受験の突破実績のある人間の方が有利とはいえます。）。

Answer 3

法科大学院の入試も予備試験もそうですが 法学部と言えど 試験対策に関する講義は ありません。
ですから法曹志望の方は 1〜2年くらいから専門予備校にお世話になります。私立は 別枠で講義があるところもありますが 授業料も別に取られます。
大学受験とは全く違うので 努力と根性と多少の地頭と優れた記憶力 発想力があれば どうにかなりますので 難関大学上位レベルの学生が 本気を出して 1年から勉強に専念すれば 合格できない事はないと思います。
でも 日頃の講義もあるし 学生生活も多少は 楽しみたいと思ったら 普通の人は まず 無理だと思います。バイトもできません。短答はどうにかなっても論述や口述は かなりやり込まないと通りません。難関大学でも 現役合格できる人は やはり天才でしょうね。

試験勉強をしていると 手が腱鞘炎を起こすレベルです。
そこそこのレベルの大学から 予備試験に合格する方は よほど 記憶力がすぐれているか 死ぬ気になって勉強した方でしょうね。
すごいと思います。
法曹界も 就職となると 大学名による壁があります。 そこそこの大学の方が 希望の就職先を目指そうと思ったら 予備試験に合格するしかないので 必死なのでしょう。
長くなってすいません。
ご参考までに。

Answer 4

地頭が良い学生が合格するのでしょう。令和5年度の東大生の合格率は21.59％です。令和4年度は9.51％だったので倍以上の合格率です。令和5年度の最年少合格者は16歳です。東大生でも多くが，伊藤塾などのダブルスクールですよ。

因みに日大の合格者は，令和4年は０人，5年が2人となっていて合格率は2.44％です。