国家公務員の異動について

Question

国家公務員の異動について海上自衛隊の採用動画の中に防衛事務官は総務、経理、補給等8種類の業務があり採用された後、複数の職種を経験した後に適正に合わせて専門の職種が決定されるとありました。公務員はずっと3,4年ペースで異動するものだと思っていたのですが地方と国家などで違うのでしょうか？

Answer 1

海自の事務官は採用から退職まで２・３年ペースで異動つまり配置変えを続けます
勤務場所が変わるいわゆる転勤もあれば 場所は同じで部署だけ変わる場合もあります
どちらかといえば転勤 なかでも転居を伴うものが多いです

業務内容は 複数ある職種を経験しながら そのうちにそれぞれの「畑」に寄っていくものです
経理畑中心とか 補給畑とか そういうのですね

で 例えば…
採用（横須賀）：横須賀基地業務隊で給与会計[係員級]【経理】
異動（転居なし）：横須賀造修補給所で燃料管制[係員級]【補給】
異動（転居あり・東京）：海上幕僚監部防衛課で庶務[係員級]【共通】
機関交流（転居なし ）：統合幕僚監部で災害対応事務[係員級]【共通】
異動（転居あり・佐世保）：佐世保地方総監部で原価計算[係長級]【経理】
異動（転居あり・八戸）：八戸航空基地で契約[係長級]【経理】
異動（転居あり・東京）：補給本部総務課で文書処理[係長級]【総務】
異動（転居なし）：海上幕僚監部経理課で予算経理[係長級]【経理】
異動（転居あり・横須賀）艦船補給処で契約[係長級]【経理】
異動（転居なし・東京）：海上幕僚監部航空機課で予算要求[係長級]【経理】
異動（転居あり・呉）：呉基地業務隊で経理[課長級]【経理】
異動（転居あり・厚木）：厚木航空基地で人事[課長級]【総務】
異動（転居あり・木更津）：航空補給処で原価計算[課長級]【経理】
異動（転居あり・舞鶴）：舞鶴地方総監部で人事[課長級]【総務】
異動（転居あり・横須賀）：横須賀地方総監部で原価計算[課長級]【経理】
退職
という感じの人生もありますね

これは経理中心で そこそこ仕事できるけど 経理以外はあんまり分からんって人ですね

畑が決まらず何でもかんでもやる人もいます

同じこと 例えば補給補給補給補給みたいなのもいます

イメージつかめましたかね？

Answer 2

自衛隊には職種（マーク）というのがあって、一度決まった職種は基本的には変わりません。例えば、機関に決まったら、基本的に一生機関のままです。ただし陸上勤務に変わったり、妊娠出産だったり、士→曹に上がるときに本人希望で職種が変更できる場合があります。

職種は希望を聞かれますが、それが通るとは限りません。

あと、転勤はありますよ。特に幹部は3－4年どころか、もっと早いペースで全国転勤があります。基本的に下になるほど転勤の頻度は低いです（幹部＞＞曹＞士）。

海士になると、一度も転勤を経験せずに除隊になる人もいるでしょう。

Answer 3

今更ですがここで聞くより自衛隊のイベントとかで広報活動してる現役の方に聞いた方が確実ですよね...
このようなところヘ行っても事務官はいないので聞ける場ではありません。
事務官でも採用区分が一般と総合では違うので一般採用なら専門が決定ということはありません。

Answer 4

全然違うかと。公務員の中でも違いますし、役職でもかなり違います。
地方でほぼ移動無しなんて所もあれば、国家公務員のキャリアで毎年全国転勤なんてのも困った慣習です。