臨床検査技師と診療放射線技師について。

Question

臨床検査技師と診療放射線技師について。今、高校２年生の女です。

将来、臨床検査技師になろうか、診療放射線技師になろうか迷っています。
自分なりに色々と調べてみたのですが、やりがいがあるのは臨床検査技師、
給料がいいのは診療検査技師のように感じましたが、実際はどうなのでしょうか？

そして、臨床検査技師の資格を取った後、さらに専門的な資格もとれるみたいですが、
その資格をとることによって、給料に変化はあるのでしょうか？
また、変化があるとしたら診療放射線技師よりもいいお給料をもらえるのでしょうか？
教えてください、よろしくお願いします。

Answer 1

私の経験から、

やりがいは、あなたが何をしたいかによって異なります。

業務内容がまったく違いますので、まずは内容を確認してくださいね。

そして臨床検査技師は、業務独占ではありません。つまり、他の資格でも行え、臨床検査技師でないと行えない業務はありません。

そのため、人件費を削減したい病院などでは、切られる方向にあります。

一方放射線を扱えるのは医師か診療放射線技師であり、業務独占です。ですから、放射線業務を行うある程度の病院では、技師は必ずいます。

どちらの資格も、資格を取っただけではスタートにすぎません。

医師も、医師免許ののちに、専門医の資格を取るのと同じように、私たちも、それぞれの技師免許を取った後に、認定資格、専門資格を取っていくのです。今はそれがあたりまえですね。

付加的な資格を持っていると給料に反映されるかどうか・・・それは、病院によりけりです。

ただ、給料は、放射線技師の方が当直などもあるせいか、若干いいと思いますよ。

Answer 2

給料は同じ病院なら基本的に一緒だと思います。
差が付くのは、当直の回数や時間外などの諸手当ですね。

ぼくのいた病院では、担当にもよりますが、検査技師は時間外が多く、
同期で仲の良かった人は月に60時間以上はやっていました。

一方、放射線技師は月に2時間程度。(当直を除く)
当直以外は定時帰り可能。
残っていろいろすることもあるけど、好きでやっているだけで、
業務ではないから、時間外は貰えない。

「やりがい」は自分で見つけるものです。
どんなことでも、本人がそう感じなければ「やりがい」にはなりません。
見つければ、どんなことでも「やりがい」にできます。

その他の資格は、病院から取るように促された場合、
取るための費用がでることはありますが、資格手当が付くかは微妙。
その資格がないとできない業務を行う場合は希望がもてますが、
「認定」程度の資格(?)では、まず無理でしょう。