解決済み
CGクリエイターについてです閲覧ありがとうございます CGクリエイターとはいったい何をする仕事なのでしょうか? 私が思っていることでは、トイ・ストーリーみたいな感じのアニメをひたすら作るイメージがあります また、CGデザイナーというものがあるそうですが、どう違うのでしょうか? CGクリエイターは絵がうまくなくてもなれる職業なのでしょうか? よろしくお願いします
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CG業界の人間です。 まずCGクリエイターという言い方はとても曖昧で、デザイナーとの明確な違いがあるわけではありません。 強いて言うなら、デザイナーは会社などの下で働き、クリエイターは自分個人が主体となって仕事をするイメージでしょうか。 しかし、普段会社で働くデザイナーも趣味として家で作品を作る場合はクリエイターになったりもしますし、著名なクリエイターは映画やゲームなど大きなプロジェクトの際にアドバイザーとして会社に入ることもあります。 一言でCGと言っても2DCGと3DCGに大分され、トイストーリーなどの3DCGでは ・キャラクターの形を作る人 ・キャラクターに色や模様を付ける人 ・キャラクターに動きを付ける人 少なくともこれらは別々の人が担当し、実際には更に多くの分野が存在します。 上記はキャラクターについて書きましたが、キャラクターが存在するためには背景も必要です。背景制作もまたそれぞれ担当が分かれています。 プロジェクトが小さく、スタッフ数も少ない場合は一人で数分野を担当する場合もあります。 映画やテレビ、ゲームなどは動きのあるものですが、ポスターやチラシ、雑誌などの印刷物に代表される動きのないものを作ることを専門にする2DCG職もあります。(動きのある2DCGも存在します) このように分野が多く別れているので絵を書く必要のない分野も多くありますが、絵とは常に隣り合わせの仕事ですし、この世に無いものをカタチにする職業なので自分のイメージを伝えるためにも絵が描けるに越したことはないです。 絵について言うと3DCGを制作する上では抽象的なイラストが得意な人より、デッサンの様に写実的な絵が得意な方が望ましいです。 よく勘違いしている方を見かけますが、デッサン力が求められるのは単純に絵が上手いことを求められているわけではなく、物事を正確に見て正確に表現する力を求められているのです。 キャラクターに動きを付けるだけの仕事で絵を描くことがない場合も、人間の動作や体重移動の様子をしっかりと見極め、その通りに表現する力が求められます。それらが必然的にデッサン力につながるわけです。 …とは言ったものの、絵が苦手な人もこの業界にはたくさんいます。それはイラストレーターという絵を専門にする人や、イラストレーターでなくても絵が得意な人が多い業界なので、わざわざ描けない人に描いてもらう必要がないからです。
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