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現在学生です 美容師に憧れているのですが 親に反対されてしまいました やはり、美容師はあまりオススメ 出来ないで…

現在学生です 美容師に憧れているのですが 親に反対されてしまいました やはり、美容師はあまりオススメ 出来ないですか? また、美容師になるためにはどのような勉強と技術が必要なのかわかる方、教えてください m(__)m

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    美容師は外から見た姿と実際のギャップが激しいです。 労働条件はブラック企業よりも酷い環境です。 平均年収に関しても、日本人の平均が405万円なのに対し、美容師は263万円と全職業中最下位です。 特に一人前になる3年くらいは更に酷い低賃金です。年収は180万円程度でしょう。コンビニのフリーター以下の給料です。 拘束時間も普通のサラリーマンの比ではありません。練習や営業時間等を合わせると、毎日16時間は職場にいるでしょう。 また、休日も圧倒的に少なくなっています。一般平均は120日くらいですが、美容師は70日くらいしかありません。その少ない休みでさえ、講習などで多くが潰れます。 美容師の将来性も現在は不透明です。福利厚生が完備されているサロンも全体の一割にも満たない状況です。 カリスマ美容師ブーム以降、美容師の数が異常に増えすぎてしまい、競争は大変激しくなるばかりです。 数字で表すと、日本国内の美容師は45万人、美容室は22万件あります。 比較対象としてコンビニの数がだいたい4万件くらい。 人口が日本の3倍の北米の美容室の件数は10万件未満。 実質、日本には北米の(アメリカなど)6倍の比率の美容室がある、と考えてよいでしょう。 しかし、現在も年間約1万件の美容室がオープンし、8千件が閉店しています。美容室のこの飽和状態においても、いまだに増え続けているのです。 経済的な試算では、需要の3倍の美容師がいる計算になるそうです。 どの職業にも適正人数というものがありますが、美容師はそれの3倍いるのです。 このように、業界全体が過酷な状況なので、低賃金、ブラック企業並みの労働環境へと負のスパイラルが形成されているのです。 結果として、美容師を目指す若者はいまだに多く、人気職ではありますが離職率が92パーセントという試算があります。結局は美容師を目指した若者の9割が美容師業界をさってしまうのです。 また、美容師業界は昔の封建的な体質が色濃く残っており、上下関係は非常に厳しいです。 華やかな外見とは裏腹に、超体育会系の業界でもあります。 華やかさだけに目を奪われ、厳しい現実に全くついていけない若者が数多くいます。 また、美容師は低賃金でありながら、大変お金がかかる職業です。 練習用のカットウィッグなどはその都度自腹購入ですから、練習をすればするほどお金が無くなります。 また、外部講習なども自腹での参加ですから、積極的に外部の知識を吸収しようとすると、これもお金がかかります。 しかし、こういった自己投資も自ら進んで行わなければ、ライバルが45万人という業界ですから、あっという間に負け犬です。美容師は一瞬たりとも気が抜けません。常に危機感、緊張感を持ち続けなければ、全く通用しないでしょう。 この厳しい状況も前向きにとらえられる強いメンタル力、また、一日10時間以上休憩なしで立ちっぱなしという事もしょっちゅうあります。それに耐えられる強靭な肉体も絶対に必要です。 この2点がなければ論外でしょう。 美容師はやり甲斐がある素晴らしい仕事だとよく言われます。 しかし、そのやり甲斐を感じれるようになるまでは何年間も苦しい状況を耐え、死に物狂いの努力をし、それでようやく美容師の本当のやり甲斐を感じる事が出来るのです。 毎日の決められた営業を淡々とこなすだけでは、やり甲斐を感じられるレベルに行くことはできません。 大半の美容師は我慢の時代のアシスタントで辞めてしまうのです。最初の1年以内で7割は消えます。 厳しい事ばかり書いてしまいましたが、これが美容師の一切の虚飾のない現実です。 美容師を目指すのであれば、死に物狂いの努力を絶対に毎日続けられる決心を固く持つと共に、常に危機感、緊張感を持ち続けて下さい。 場末の美容師でも、毎日死に物狂いの努力をして技術を磨いているのです。 これだけ、美容師があふれかえっているわけですから、技術は上手くて当たり前、という時代です。 さらにプラスαがなければお客様の支持を得る事は出来ないでしょう。

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