動物看護師のイギリスやオーストラリアでの海外留学についてです。

Question

動物看護師のイギリスやオーストラリアでの海外留学についてです。1.留学して国家資格を取るには平均何年くらいかかりますか？

2.1の場合、どのくらいの費用がかかるでしょうか？

3.向こうで資格を取り、日本の動物病院で働くとすると、収入は他の動物看護師より高くなるのでしょうか？また、皆様の年収も知りたいです。

4.留学するにしても、日本の動物看護系の大学は出た方がいいですか？そうではない場合、他にどんな学部がいいですか？

たくさん質問してしまい、申し訳ないです どれか一つでも回答していただければ嬉しいです！

Answer 1

オーストラリアの場合で回答します。オーストラリアではAssociate Degree of Vet Nursing (２年)コースが現在動物看護師の最高位だったと思う。それを踏まえて。

1・貴方の英語力が大学入学基準を満たしていれば、最速で２年。ただ英語がネイティヴ並みでも、医学系となると最速年数で卒業するのはかなりの努力が必要。海外の大学は、日本の大学よりずっと卒業が難しい。

2・費用は学費だけで１年300-400万円。それプラス住居費、食費などの生活費。

3・海外で資格を取っても、それはその国の基準を満たす資格であって、日本の基準を満たすものではない。従って、日本で日本の資格を取りなおさなければ就職は出来ない(看護助手みたいな補助仕事なら可能かも)。日本で就職する場合に、海外の資格があって給料上乗せが期待できるケースは、外国人の利用が多い動物病院で看護師に英語力が要求される場合、くらいか。あとは、海外でしか習得できないスキルを取得して、それを評価してくれる獣医師がいれば上乗せがあるだろうけど、２年勉強して帰ってきたくらいじゃ、それも期待はできない。
概してこの業種の年収は大して高くないと思う。まず業界水準を調べるべし。

4・日本で働くなら、日本の学校行かなきゃ日本の資格が取れない。大学でなくても、専門学校でも資格取れるところはあるのでは？
海外で大学出ても、海外での就職はまず困難。ビザの問題があるから。

Answer 2

日本も私的とはいえ統一認定資格が始まってしまったので、逆に、今後はこの認定がないと就職し難くなるのではないでしょうか。だとすると、海外で勉強したから給料が高い、ではなく、認定資格がないから就職できない、になりかねません。
日本で就職したいなら、日本で大学乃至は専門学校へ行き、海外に行きたいなら短期留学したらいかがでしょうか。

Answer 3

動物看護士は比較的低収入の部類ではないのでしょうか。

詳しくは知りませんが、ネットで簡単にわかる限りでは、ある程度の経験者で年収350万円程度とか。

で、海外の公的資格を持っていると収入が高くなるかどうかですが、なんとなくバリューが付く印象はありますが、雇う側が、そのコストを許容できるかどうかが気になります。コストに見合うメリットがあれば出すでしょうが、私にはそこまでイメージできません。

いずれにしても、2倍3倍になるということでなければ、海外で非常にコストの高い教育と自分の人生をリスクにさらす見返りは得られないような気がします。

Answer 4

日本と英国・オーストラリアは制度がかなり違います。
日本よりも組織化され、獣医同様、厳しい試験制度で成り立っているようです。

まずＶｉｓａの関係上留学するうえで条件を考慮しないとならないと思われます。
特に英国は学生の就労時間など厳しく制限されていますのでコース上必要であってもＶｉｓａ条件で制限されることもあるかも？？
また入学条件で日本の教育制度では満たせないことがありこういったことでもかなり不利になりますね。
ということでコースのある大学でＮｏｎ－ＥＵの志願者を受け入れるかどうかを調べることが先決です。
もし受け入れる場合、志願する期間がいつか、日本人の場合ファンデーションコースを受けないと大学入学資格が無いし、学生Ｖｉｓａの期間が５年間で延長不可です。
こういった条件を考慮すると英国の留学はかなり非現実的になります。

オーストラリアもしっかりとした制度がありますので日本よりも学生の選別は厳しいですよ。

とりあえず日本の大学を出てより専門的に学びたいと決意したなら大学院で留学すると良いです。
医学系ですから入学条件は厳しいです。

両国ともに専門化された職種ですから日本よりも人間の医療関係職に近いかも？？
参考までに

http://ci.nii.ac.jp/els/110009910989.pdf?id=ART0010445587&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1471693619&cp=

http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06304/a6.pdf