以前大捜索しましたが、当時、日本で声優を目指して各種の声優専門学校・養成所に入る人は年間6千人から8千人程度でした。 一方、まともな声の仕事が発生する事務所に所属できる人は、どんなに多く見積もっても年間2百人未満でした。 つまり、養成機関に入っても、声優になれるのは30人に1人とか、50人に1人とか、そういうレベルの世界です。 なおかつ、この新規所属者の大部分は、専門学校ではなく声優事務所付属養成所の出身者です。 声優専門学校の場合、2年間の時間と数百万円に及ぶ学費・生活費を使ったあとでも、事務所には所属できるのは100人に1人とか200人に1人とかの例外的な人だけです。残りの人は養成所で勉強し直すことになる、というのが普通の進路です。 なおかつ、母校に配慮する必要がない場面で経験者が言うことは 「養成所に入って分かったが、専門学校はぬるま湯みたいな物で本気の修行なんてちっとも行われてなかった」だけだと言っていいレベルです。 ですがもちろん、そういうことを大っぴらに話す人は少なく、むしろ各種イベントで母校に呼ばれて宣伝塔になるほうが普通です。 専門学校は、出身声優を呼んでイベントしたり、事務所に所属している声優を講師として雇って恩を売ったり、声優雑誌に広告を出したり、ラジオやテレビの番組スポンサーになったりしているので、ストレートに批判する人は少ないです。 もちろん、そのお金の出所は声優志望者から集めた授業料ですから、みんなして声優志望者を騙してお金を集める手助けをしているようなものだと言えます。 闇ですね。
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声優になる、というのがどれを指すのか。 例えば、卒業制作で仲間内でドラマCDを作りました。 マイナーなアニメで脇役をやりました。 くらいならあります。 それでも声優と呼べるなら、声優になれる、でしょう。 声優で食べていける声優になれますか? だと難しいですね。 野球部に入ればプロ野球選手になれますか? というのと同じレベルです。 特に女の子は顔が可愛くないとアニメ声優は無理です。 専門学校の体験入学に行くと、顔の可愛い子は先生から「うちに入りませんか?」と声が掛かります。 声優業で食べて行けなくなって声優学校の先生をしてる人も少なくない業界ですから。
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